しかし野党の実力者は中道と進歩を引き込んで呉世勲(オ・セフン)ソウル市長、朴亨ジュン(パク・ヒョンジュン)釜山(プサン)市長で当選させた金鍾仁(キム・ジョンイン)総括選挙対策委員長を切り離した。青年世代が熱狂する李俊錫(イ・ジュンソク)党代表を弾劾しようとしたが、撤回した。激しい内部権力闘争の結果だった。尹錫悦候補は「十常侍」に振り回されているという青年補佐役の批判を甘受しなければならなかった。いま中道の民心を背負った国民の党代表の安哲秀(アン・チョルス)候補にも追われる政治初歩の尹錫悦候補の個人技に野党の運命がかかっている。
敗色が濃厚だった政府与党は必死の努力で支持率反騰に成功した。民主党は李在明(イ・ジェミョン)候補が文在寅候補との違いを出すために差別化を図り、「一人の有権者もあきらめない」という「包括政党(catchall party)」戦略を駆使している。中産層と保守の有権者を引き込むために不動産税金の猶予と外交安保の「右」クリックも約束した。票につながるものなら何でも「やる」と言った後、発言を覆すことを繰り返している。まさにポピュリズムの典型だ。本当に信じてもよいのだろうか。
【コラム】国民を軽視する3流政治の終着駅=韓国(1)
敗色が濃厚だった政府与党は必死の努力で支持率反騰に成功した。民主党は李在明(イ・ジェミョン)候補が文在寅候補との違いを出すために差別化を図り、「一人の有権者もあきらめない」という「包括政党(catchall party)」戦略を駆使している。中産層と保守の有権者を引き込むために不動産税金の猶予と外交安保の「右」クリックも約束した。票につながるものなら何でも「やる」と言った後、発言を覆すことを繰り返している。まさにポピュリズムの典型だ。本当に信じてもよいのだろうか。
【コラム】国民を軽視する3流政治の終着駅=韓国(1)
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