「国政安定論」が「政権審判論」を上回った。エムブレーンパブリック・ケイステットリサーチ・コリアリサーチ・韓国リサーチ(全国指標調査、NBS)が27-29日、全国満18歳以上の有権者1000人を相手に調査を実施し、30日に公開した結果だ。
来年の大統領選挙で「安定した国政運営のために与党候補に投票すべき」という回答は45%、「国政運営に対する審判のために野党候補に投票すべき」という回答は40%だった。同じ調査で国政安定論が政権審判論を上回ったのは5月第4週(45%対43%)以来6カ月ぶり。
大統領候補支持率では国民の党の安哲秀(アン・チョルス)候補が先週に続いて6%だった。与党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)候補が39%、最大野党・国民の力の尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補が28%で、国民の党の安哲秀6%、正義党の沈相ジョン(シム・サンジョン)候補5%の順となった。李候補と尹候補は誤差範囲(95%の信頼水準で±3.1%)外の11ポイント差がついた。
29日に公開された韓国ギャラップの調査(ソウル新聞が依頼、27-28日全国満18歳以上の男女1008人対象)では、安哲秀候補の支持率が9.3%まで上がった。尹候補から抜けた支持率の相当部分を安候補が吸収する姿だ。
支持率の変化は20・30代で目立った。「李在明-尹錫悦」の2者対決構図が形成されている上の世代とは異なり、20・30代では4人の候補の差が小さい。
ギャラップの調査で20代の支持率は李在明候補25.4%、安哲秀候補18.9%、沈相ジョン候補15.7%、尹錫悦候補9.5%と、尹候補の下落が目立った。30代では李在明候補34.3%、尹錫悦候補18.0%、安哲秀候補14.3%、沈相ジョン候補7.3%と、20代と比べて李候補の支持は多いが、安候補と尹候補と差が少ない。
NBSの調査でも18-29歳では李在明候補26%、安哲秀候補14%、尹錫悦候補10%、沈相ジョン候補9%と、安候補が2位だった。30代でも李在明候補42%、尹錫悦候補18%、安哲秀候補10%、沈相ジョン候補8%と、安候補は2けたの支持率となった。40代(李在明58%、尹錫悦16%)では李候補、60代(李在明30%、尹錫悦50%)と70代以上(李在明31%、尹錫悦47%)では尹候補の支持率が高い。
李俊錫(イ・ジュンソク)国民の力代表との対立の過程で「20代男性」が尹候補から離脱し、安哲秀候補が反射利益を得たという見方がある。
シンクタンク「ザ・モア」のユン・テゴン政治分析室長は「最近の安哲秀候補の躍進は尹錫悦候補に失望した票が移動した結果と見るべき」とし「政権交代層の一部が安哲秀候補を支持し始めたものだが、これは尹候補に戻ることもある票であり、今後の流れをもう少し見守る必要がある」と述べた。
無党派性向が強い20・30代は大統領選挙の行方を左右するキャスティングボートとして注目されてきた。
エスティーアイのイ・ジュンホ代表は「最近の20・30代は雇用・ビットコインなど自身の関心事がすべて政治に影響を受けるということをよく知っていて、ユーチューブなどで以前より簡単に政治コンテンツに接している」とし「移り変わりが速く周囲の影響を受けやすい性向であるため、今回の大統領選の結果は最後まで予測が容易ではないだろう」と話した。
来年の大統領選挙で「安定した国政運営のために与党候補に投票すべき」という回答は45%、「国政運営に対する審判のために野党候補に投票すべき」という回答は40%だった。同じ調査で国政安定論が政権審判論を上回ったのは5月第4週(45%対43%)以来6カ月ぶり。
大統領候補支持率では国民の党の安哲秀(アン・チョルス)候補が先週に続いて6%だった。与党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)候補が39%、最大野党・国民の力の尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補が28%で、国民の党の安哲秀6%、正義党の沈相ジョン(シム・サンジョン)候補5%の順となった。李候補と尹候補は誤差範囲(95%の信頼水準で±3.1%)外の11ポイント差がついた。
29日に公開された韓国ギャラップの調査(ソウル新聞が依頼、27-28日全国満18歳以上の男女1008人対象)では、安哲秀候補の支持率が9.3%まで上がった。尹候補から抜けた支持率の相当部分を安候補が吸収する姿だ。
支持率の変化は20・30代で目立った。「李在明-尹錫悦」の2者対決構図が形成されている上の世代とは異なり、20・30代では4人の候補の差が小さい。
ギャラップの調査で20代の支持率は李在明候補25.4%、安哲秀候補18.9%、沈相ジョン候補15.7%、尹錫悦候補9.5%と、尹候補の下落が目立った。30代では李在明候補34.3%、尹錫悦候補18.0%、安哲秀候補14.3%、沈相ジョン候補7.3%と、20代と比べて李候補の支持は多いが、安候補と尹候補と差が少ない。
NBSの調査でも18-29歳では李在明候補26%、安哲秀候補14%、尹錫悦候補10%、沈相ジョン候補9%と、安候補が2位だった。30代でも李在明候補42%、尹錫悦候補18%、安哲秀候補10%、沈相ジョン候補8%と、安候補は2けたの支持率となった。40代(李在明58%、尹錫悦16%)では李候補、60代(李在明30%、尹錫悦50%)と70代以上(李在明31%、尹錫悦47%)では尹候補の支持率が高い。
李俊錫(イ・ジュンソク)国民の力代表との対立の過程で「20代男性」が尹候補から離脱し、安哲秀候補が反射利益を得たという見方がある。
シンクタンク「ザ・モア」のユン・テゴン政治分析室長は「最近の安哲秀候補の躍進は尹錫悦候補に失望した票が移動した結果と見るべき」とし「政権交代層の一部が安哲秀候補を支持し始めたものだが、これは尹候補に戻ることもある票であり、今後の流れをもう少し見守る必要がある」と述べた。
無党派性向が強い20・30代は大統領選挙の行方を左右するキャスティングボートとして注目されてきた。
エスティーアイのイ・ジュンホ代表は「最近の20・30代は雇用・ビットコインなど自身の関心事がすべて政治に影響を受けるということをよく知っていて、ユーチューブなどで以前より簡単に政治コンテンツに接している」とし「移り変わりが速く周囲の影響を受けやすい性向であるため、今回の大統領選の結果は最後まで予測が容易ではないだろう」と話した。
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