韓国海洋警察庁は東・西・南海域の１５００トン級以上の警備艦艇に無人ヘリコプター７機を試験的に搭載したと２４日、明らかにした。

この無人ヘリコプターはバッテリーを利用して最大７５分間飛行し、通信が途絶えたり故障しても艦艇に復帰する自動飛行機能を備えている。

艦艇から最大２０キロ離れた距離でもリアルタイムの映像送受信と陸上中継が可能で、違法操業も容易に採証できると期待される。


海警は無人ヘリコプターを容易に運用できるよう、長距離通信体系と暗号化モジュールを備えた通信中継機も艦艇に設置した。

海洋警察庁の関係者は「今回の無人ヘリコプター配備でより幅広い行方不明者の捜索、海洋汚染関連の探索が可能になるだろう」とし「警備艦艇とのシナジー効果で遠距離任務能力を高める方針」と述べた。