新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、13日、首都圏の病床待機者が1533人となった。過去最多(1739人)となった前日(12日)に次いで2番目に多い。中央防疫対策本部によると、新規重症者数は先月1日の段階的な日常回復(ウィズコロナ)開始当時より2倍ほど増えた。11月第1週(10月31日-11月6日)には263人だったが、5週後には2.3倍の615人となった。
防疫当局は病床待機者の半分ほどが生活治療センター入所待機人員と明らかにした。一時50%だった生活治療センターの稼働率は現在68%まで上がった。現在の拡大傾向なら病床待機者は今週2000人前後に増える見込みだ。にもかかわらず政府は生活治療センターを減らしていたことが明らかになった。病床待機人員の急増は11月のウィズコロナ開始後、感染者が増加した影響が大きい。しかし生活治療センターの病床を減らした影響も無視できない。
防疫当局は未成年者が対象だった在宅治療を11月以降、入院要因がない70歳未満の無症状・軽症感染者に拡大した。高いワクチン接種率に基づく判断だった。そして生活治療センターを段階的に縮小した。10月8日基準の生活治療センターは90カ所・2万4床で、稼働率は全国51.7%、首都圏57.6%だった。しかし11月28日0時基準では86カ所・1万6934病床と、約3000病床減少した。稼働率は全国63.8%、首都圏72.2%に上がった。
病床待機者と重症者・死亡者が連日増えた。10月31日-12月4日に病床(生活治療センター含む)配分を待ちながら死亡した感染者は29人。政府は11月29日に特別防疫対策を発表した。すべての感染者が在宅治療を原則として医療体系の負担を減らすと同時に、首都圏を中心に生活治療センターを追加で開設するという内容だった。生活治療センター2000病床を追加すると発表したが、13日現在、86カ所・1万7333病床で先月末比399床増にすぎない。
中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長はこの日の記者会見で「(生活治療センターは)現在徐々に拡充しているが、今後も着実に拡充し、目標病床の2000床を十分に確保できるとみている」と説明した。
◆12-17歳の「防疫パス」 保護者の反発で1-3カ月延期を検討
専門家らは、根本的に病床待機者と重症・死亡者を減らすには、当分は在宅治療対象者を減らす必要があると指摘する。この危機を克服するには、高危険群感染者の症状が悪化するのを防がなければいけないということだ。
また高流量酸素療法や人工呼吸器など集中治療が必要な重症者発生規模が当局の予測を超えたのが病床不足につながった。重症者数はウィズコロナ週間リスク度評価の5つの核心指標の一つ。しかし新規重症者数は毎日公開される指標でない。新規重症者が2倍以上に増えたこの期間に週間死亡者も126人から401人に増えた。それでも病床は空かなかった。すぐに埋まったからだ。
9月にウィズコロナ導入を議論した当時の大前提は新型コロナ重患者病床の確保だった。重症者病床の追加確保は遅い。12日午後5時基準で全国重症者病床は1276床だが、うち1054床を使用中で、稼働率は82.6%。「稼働率75%以上」は防疫強度を高める非常計画(サーキットブレーカー)発令基準だ。
一方、政府は満12-17歳の小児・青少年に対する「防疫パス(接種証明・陰性確認制)」適用の延期を検討するという。当初は来年2月1日から小児・青少年が学習塾・読書室などの施設に入る際に防疫パスを提示することにした。しかし一部の保護者と生徒が「事実上の接種義務化」として激しく反発すると、調整に入った。政府関係者は13日、「青少年防疫パス導入時期を1-3カ月延期することを検討している」とし「未接種の青少年を保護するという趣旨であり、強制的に接種させようということではなく、調整しようということ」と説明した。政府はその間、延期の可能性について「来年2月1日より遅らせる必要はない」と一蹴してきた。
防疫当局は病床待機者の半分ほどが生活治療センター入所待機人員と明らかにした。一時50%だった生活治療センターの稼働率は現在68%まで上がった。現在の拡大傾向なら病床待機者は今週2000人前後に増える見込みだ。にもかかわらず政府は生活治療センターを減らしていたことが明らかになった。病床待機人員の急増は11月のウィズコロナ開始後、感染者が増加した影響が大きい。しかし生活治療センターの病床を減らした影響も無視できない。
防疫当局は未成年者が対象だった在宅治療を11月以降、入院要因がない70歳未満の無症状・軽症感染者に拡大した。高いワクチン接種率に基づく判断だった。そして生活治療センターを段階的に縮小した。10月8日基準の生活治療センターは90カ所・2万4床で、稼働率は全国51.7%、首都圏57.6%だった。しかし11月28日0時基準では86カ所・1万6934病床と、約3000病床減少した。稼働率は全国63.8%、首都圏72.2%に上がった。
病床待機者と重症者・死亡者が連日増えた。10月31日-12月4日に病床(生活治療センター含む)配分を待ちながら死亡した感染者は29人。政府は11月29日に特別防疫対策を発表した。すべての感染者が在宅治療を原則として医療体系の負担を減らすと同時に、首都圏を中心に生活治療センターを追加で開設するという内容だった。生活治療センター2000病床を追加すると発表したが、13日現在、86カ所・1万7333病床で先月末比399床増にすぎない。
中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長はこの日の記者会見で「(生活治療センターは)現在徐々に拡充しているが、今後も着実に拡充し、目標病床の2000床を十分に確保できるとみている」と説明した。
◆12-17歳の「防疫パス」 保護者の反発で1-3カ月延期を検討
専門家らは、根本的に病床待機者と重症・死亡者を減らすには、当分は在宅治療対象者を減らす必要があると指摘する。この危機を克服するには、高危険群感染者の症状が悪化するのを防がなければいけないということだ。
また高流量酸素療法や人工呼吸器など集中治療が必要な重症者発生規模が当局の予測を超えたのが病床不足につながった。重症者数はウィズコロナ週間リスク度評価の5つの核心指標の一つ。しかし新規重症者数は毎日公開される指標でない。新規重症者が2倍以上に増えたこの期間に週間死亡者も126人から401人に増えた。それでも病床は空かなかった。すぐに埋まったからだ。
9月にウィズコロナ導入を議論した当時の大前提は新型コロナ重患者病床の確保だった。重症者病床の追加確保は遅い。12日午後5時基準で全国重症者病床は1276床だが、うち1054床を使用中で、稼働率は82.6%。「稼働率75%以上」は防疫強度を高める非常計画(サーキットブレーカー)発令基準だ。
一方、政府は満12-17歳の小児・青少年に対する「防疫パス(接種証明・陰性確認制)」適用の延期を検討するという。当初は来年2月1日から小児・青少年が学習塾・読書室などの施設に入る際に防疫パスを提示することにした。しかし一部の保護者と生徒が「事実上の接種義務化」として激しく反発すると、調整に入った。政府関係者は13日、「青少年防疫パス導入時期を1-3カ月延期することを検討している」とし「未接種の青少年を保護するという趣旨であり、強制的に接種させようということではなく、調整しようということ」と説明した。政府はその間、延期の可能性について「来年2月1日より遅らせる必要はない」と一蹴してきた。
この記事を読んで…