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オミクロン株に驚いた韓国政府…「社会的距離確保第4段階、集合禁止まで検討」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国政府が社会的距離確保第4段階に次ぐ防疫措置を苦心中だ。新型コロナウイルス新規感染者規模が5000人台まで増えた上に既存のデルタ株より感染力が強いとされるオミクロン株まで確認されためだ。韓国政府内でオミクロン株の危険度が確認されるまで防疫強度を高めるべきということに共感が集まっている。首都圏の私的会合人数の縮小、食堂・カフェのワクチン未接種者の人数制限など社会的距離確保第4段階に準じた措置まで議論される。政府はこの日新型コロナウイルス日常回復支援委員会防疫・医療分科委員会の会議結果などをまとめて3日の中央災害安全対策本部会議で防疫対策を決めた上で発表する予定だ。

中央日報の取材を総合すると、首都圏内の私的会合の人数は縮小される可能性が大きい。現在首都圏は10人、非首都圏は12人まで可能だ。どの程度まで減らすかは固まっていない。段階的日常回復(ウィズコロナ)直前のように8人にするのか、社会的距離確保第4段階のように4人水準まで大幅に引き下げるかは明らかでない。現在4人までの未接種者の私的会合人数も減るとみられる。現在全国民のワクチン接種完了率が80%水準である点を考慮し2人に減らす案が議論される。このほか以前に議論されて留保されたワクチンパスの食堂・カフェへの導入、適用対象を18歳以下まで広げる案も再び広がっている。

中央災害安全対策本部関係者はこの日「以前の社会的距離確保第4段階水準まで可能性を念頭に検討している。私的会合の人数縮小だけでなく営業時間制限、集合禁止も検討対象だ」と話した。


これに先立ち先月29日に政府は事実上防疫強化対策をそっくり除いた4週間の特別防疫対策を発表した。1週間もたたずに気流が変わったのは感染力が強いことがわかったオミクロン株が韓国でも感染が確認されたためだ。すでに地域社会に広がり始めた。こうした事情からオミクロン株の危険度が確認されるまで先制的に対応すべきという主張が説得力を持っている。

青瓦台(チョンワデ、大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官は1日、ニューストマトのユーチューブチャンネルに出演し、「オミクロン株感染者が発生し増えれば大々的な防疫措置調整もありえる」と明らかにした。

政府は3日に開かれた日常回復委防疫・医療分科の会議結果などの意見を取りまとめている。その後取りまとめた意見を3日午前に開かれる中央災害安全対策本部会議で取り上げた後に最終決定し発表する予定だ。現在午前0時までの遊興施設などの集合禁止と食堂・カフェ営業時間制限措置なども出てきたが、自営業・小商工人の反発で容易ではない状況だ。

中央事故収拾本部の孫映莱(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は会見で「どんな防疫措置を取るかはあすの中央災害安全対策本部での議論を通じ決定されるだろう」と話した。

ウィズコロナ前に施行された過去の社会的距離確保第4段階は基本的に私的会合が4人(午後6時以後は2人)まで認められた。その後ウィズコロナ前最後の社会的距離確保時はワクチン接種完了者を含む場合、首都圏で最大8人、非首都圏で最大10人まで集まることができた。代わりに遊興施設は集合禁止で最初から営業できなかった。営業時間制限もあった。食堂・カフェは午後10時以降はテイクアウトとデリバリーだけ認められた。カラオケなどは午後10時以後は閉店しなければならなかった。



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