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オミクロン株感染者5人…韓国でも連鎖感染が始まった(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
◆同じ便の搭乗客45人のうち1人はデルタ株への感染確認

日本の最初のオミクロン株感染者であるナミビア外交官が仁川空港を経由して日本に到着したことが確認されて追加感染の可能性が高まっている。日本メディアによると、該当の外交官は先月27日(現地時間)にエチオピアの首都アジスアベバから出発した飛行機に搭乗し、翌日午後に仁川空港を経て成田国際空港に到着した。この過程で外交官が飛行機から下りて1時間ほど仁川空港内第一区域に留まったものと推定される。同じ便の搭乗者41人を追跡管理中で、入国後1日目のPCR検査ではまだ追加感染者は確認されなかったが今後感染者が追加で出てくる可能性もある。空港内の露出状況も当局は調査中だ。

地域社会の一部にはすでにオミクロン株が広がった可能性もある。高麗(コリョ)大学九老(クロ)病院感染内科の金宇柱(キム・ウジュ)教授は「11月から段階的日常回復(ウィズコロナ)に入って防疫の規制が緩和されて旅行客も増えていることから、すでに(オミクロン株が)入ってきている可能性がある」とし「11月の海外入国者など対象に全ゲノムシーケンス解析の全数調査を進めて現況把握をしなければならない」と述べた。


翰林(ハンリム)大学聖心(ソンシム)病院呼吸器内科の鄭ギ碩(チョン・ギソク)教授は「事実上(オミクロン株防疫網が)を突破されたとみるべきで、これ以上拡大しないように食い止めることが重要」と述べた。

さらに深刻な問題は国内の新規感染者が爆発的に増えている点だ。1日、中央防疫対策本部によると、この日0時基準で新規患者は過去最高の5123人を記録した。重篤患者も新たに62人増えて700人台(723人)に入った。死亡者も34人追加された。昨年年末よりもはるかに深刻な状況だ。

◆「8カ国の入国制限には限りがある…追加措置必要」

専門家はこの拡大状況でオミクロン株の懸念まで加わったことから私的な集まりを制限するなどの防疫強化を注文している。嘉泉(カチョン)大学学医大予防医学科のチョン・ジェフン教授は「流行規模を抑える試みが必要な時点」としながら「医療体系が整備されて追加的な対策が効果を発揮する時まで2~3週ほどは国民に了解を求めて政策的なシグナルを与えなければならない」と助言した。

中央防疫対策本部は3日0時からナイジェリアも南アフリカなどこれまでの8カ国と合わせて入国制限国に含めることにした。海外入国者に対する隔離措置も強化し、16日まで今後2週間すべての国から入国する内・外国人はワクチン接種が完了しているかどうかとは関係なく10日間の隔離が必須となる。4日0時から17日まで2週間はエチオピア発直航便(週3回)の国内入港も中断される。

すべての海外入国感染者に対して全ゲノムシーケンス解析、またはターゲットゲノム検査を追加で行い、オミクロン株かどうかを確認することにした。オミクロン株感染者と接触した場合、24時間内に接触者調査および登録を完了するように疫学調査も強化する。オミクロン株感染者と接触した場合、予防接種完了者でも例外なく自宅隔離をし、隔離期間も10日から14日に延長する。


オミクロン株感染者5人…韓国でも連鎖感染が始まった(1)

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