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【社説】感染者初の4000人突破、日常回復「死角地帯」なくさなくては=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
新型コロナウイルスの新規感染者がきのう4115人も発生し初めて4000人を突破した。1日から段階的日常回復(ウィズコロナ)第1段階実験に入る時にある程度予想したが、増加傾向は懸念される。当初設定した通り12月中旬に日常回復第2段階に入るには最近の感染拡大傾向を確実に沈静化させなくてはならない。

事実先月まで2000人前後だった1日の感染者が4000人まで増えたのは社会的距離確保を大幅に緩和した結果とみることができる。感染者の増加という現象よりさらに根本的で重要な問題は政府の準備と対応が期待ほど細かくなくあちこちに死角地帯が多く現れた点だ。

日常回復に進むために食堂・カフェなど大衆利用施設の営業時間制限を解除し、私的な会合の人数制限を大幅に緩和した措置は避けられなかった。しかし防疫措置緩和により生じかねない副作用を最小化する備えは不足した。先月23日にワクチン接種率が当初予測より10日ほど早く70%を達成し、防疫当局がシャンパンをとても早く開けた側面がある。感染者が連日3000人増加した21日に文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「国民との対話」に出演し、防疫の成功を再び掲げたがタイミングが適切だったのか疑問だ。

さらに大きな問題は重症患者の病床確保と死亡者を減らす対策が不十分だったというところにある。きのう基準で重症患者は586人と過去最大規模だ。ソウル、京畿道(キョンギド)、仁川(インチョン)の重症患者病床稼動率は83%に上昇した。ウィズコロナの一時中断を意味する非常計画措置発動基準である75%を大きく超え、首都圏の防疫医療体系はまひ直前だ。それでも韓国政府はどういう理由なのか感染症専門家が1日の新規重症患者発生統計を公開するよう促しても隠し続けている。

ワクチン対策も依然としてお粗末だ。韓国政府は79%に高まった接種率統計ばかり自慢せず統計の虚実をチェックしなければならない。ファイザーのワクチンより抗体形成の割合が顕著に低いアストラゼネカのワクチンを上半期に早く受けた高齢層の免疫力が急速に落ちブレイクスルー感染が急増している。ブースター接種を受けた高齢者の割合はようやく7.5%だが、一歩遅れたがいまからでもスピードを出さなければならない。

いまのような緩い対応では1日の感染者が5000人を超える恐れもある。事態が拡大した後にあわてないようにするには徹底した事前の備えが必要だ。日常回復支援委員会はきょう非常計画発動の可否など対策を議論し発表する予定だ。防疫パスの段階的拡大、ワクチン未接種者の会合の人数制限などを検討することもできるだろう。自営業者の苦痛を考慮して国民の防疫警戒心を引き締めなくてはならない。短期措置も必要だが中長期的に日常回復へ進む堅固な飛び石を置く案を悩むよう望む。

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