米ペンシルベニア州立大学のサム・リチャーズ教授は「韓国ドラマでよく見た」とし、インタビュー後に記者をソメク(焼酎+ビール)に誘った。キム・ピルギュ特派員
まだ韓国に行ったことがないというリチャーズ教授は昨年に訪問計画を経てていたが、新型コロナのせいでに失敗に終わったと言って残念がった。状況が好転すれば来年5月ごろに韓国を訪れて公開講演などをしながらより多くの人に会ってみたいと話した。
名残惜しさのためか、インタビュー交渉のために連絡した時、彼は授業後に自宅で「ソメク(焼酎+ビール)爆弾酒」を飲まないかとわれわれを誘った。ドラマで見たソメクを韓国からきた記者から学んでみたいということだった。
一方、この日講義室にいた受講生の中にも根っからの韓流ファンが多かった。
彼らは今や韓流を米国の主流文化の一つと言ってもいいと考えている。授業を受講しているオードリー・キアンさんは「高校の時もアジア系の友人と一緒にK-POPを楽しんだが、今は白人や黒人の友達までがTikTokやインスタグラムにK-POPの話題を投稿する」と話した。
授業の助手ジョイ・チルスさんは少女時代、SHINeeから好きだという元祖韓流ファンだと紹介した。仲間内だけが知っていた韓流が今では一般的な現象になったが、寂しさはないと話した。「いつもベストを尽くして頑張ってきた韓流スターはそのような人気を受ける資格がある」ということだった。彼らは『イカゲーム』をはじめとする韓国ドラマに対しても評論家級の分析を披露してみせた。
チルスさんは「『イカゲーム』を見ても全く予想外のストーリーだが、金銭的に苦しんでいる登場人物の姿は多くの米国の人々と重なる」として人気の秘訣を分析した。
受講生のメイソン・ポールさんは「米国ドラマは登場人物の行動に集中する反面、韓国ドラマは感情に焦点を合わせている」としながら「主人公のキスシーンだけで12もの角度で撮影するディテールも韓国ドラマの強み」と話した。
4年前に「BTSに注目せよ」と話していた米教授「イカゲーム、ヒットすると思っていた」(1)
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