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韓国型発射体ヌリ号、第1・2段ロケットまでは成功…第3段ロケット、推力不足で衛星の軌道安着に失敗(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

21日、ソウル駅切符売り場周辺に設置されたヌリ号ブースに応援メッセージが貼り付けられている。シム・ソクヨン記者

ヌリ号は長さが15階建マンションの高さに匹敵する47.2メートルに達する。総重量も200トンに達する。第1段部にはケロシン(灯油)を燃料とし、液体酸素を酸化剤でとして使う推力75トンの液体ロケットエンジン4基を束にした。第2段部には75トンエンジン一つを、第3段部には7トン液体エンジンを取り付けた。1.5トン級実用衛星を地球低軌道(600~800キロメートル)にのせることができる。

ヌリ号は来年5月に2回目の打ち上げを行った後、2027年までに4回の追加打ち上げを通じて性能を確認する予定だ。2010年3月から来年10月まで続くヌリ号開発には計1兆9572億ウォンの予算が投入された。

ヌリ号が「未完の成功」に達するまでは「蓄積の時間」があった。1989年韓国航空宇宙研究院(航宇研)の設立以来、93年に開発した1段型固体科学ロケット「KSR-1」がその始まりだ。その後98年2段型固体科学ロケット「KSR-2」、2003年液体推進科学ロケット「KSR-3」につながった。


2002年からは100キロの小型衛星を地球軌道に実際に打ち上げることができる韓国型発射体(KSLV-1)羅老号プロジェクトが始まった。羅老号は2009年をはじめ3回打ち上げられたが、1回目と2回目は失敗して三度目の挑戦でようやく成功を納めることができた。

◆ヌリ号75トンエンジン、82トンに改良推進

2009年8月の1回目の打ち上げ時は離陸には成功したが搭載体である科学技術衛星2号を保護するフェアリングの片方が分離せず目標軌道の進入に失敗した。2010年6月の2回目の打ち上げ時は離陸137秒後に空中爆発した。羅老号はこのような過程を経て2013年1月31日午後3時45分、3回目の打ち上げで成功して宇宙に飛翔した。

韓国航空宇宙研究院はヌリ号とは別に韓国型発射体高度化事業に対する準備も進めている。ヌリ号よりも重い搭載体を宇宙軌道に打ち上げることができて、月探査が可能な水準の発射体を開発するという目標だ。昨年推力75トンのヌリ号エンジンを改良して82トンにし、搭載体の重量を最大2.8トンまで可能にする内容の韓国型発射体高度化事業計画書を提出したが、今年8月の予備妥当性調査で「挑戦性と革新性が不足する」という理由で脱落した。

大統領秘書室経済科学特別補佐官を務めたことがあるソウル大学工大のイ・ジョンドン教授は「今回のヌリ号打ち上げは89年の航宇研設立以来、過去30年余りの間に蓄積された経験が成果として現れた」と語った。


韓国型発射体ヌリ号、第1・2段ロケットまでは成功…第3段ロケット、推力不足で衛星の軌道安着に失敗(1)

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