ドル
ドルの価値を引き上げるのは長期化するインフレの恐怖だ。きっかけは世界的なサプライチェーンへの衝撃に続く原油価格など原材料価格の急騰だ。11日のニューヨーク商品取引所でウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)価格は前日より1.5%上がった1バレル=80.52ドルで引けた。終値基準でWTI価格が80ドルを超えたのは2014年10月から7年ぶりだ。ブレント原油価格も取引時間中に1バレル=84.60ドルまで上昇した。新韓銀行エコノミストのペク・ソクヒョン氏は「インフレの懸念などからドル高が続き、当分ウォン相場が1ドル=1200ウォン水準で推移しそうだ」と話した。
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