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スタグフレーション恐怖、韓国KOSDAQが1000割れ

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版
スタグフレーション(景気沈滞の中での物価上昇)恐怖が韓国株式市場に広がっている。KOSPI(韓国総合株価指数)は外国人と機関の売りで3000台が危うくなっている。KOSDAQはおよそ1カ月ぶりに1000を割った。1日のKOSPIは前日比1.62%(49.64ポイント)下落した3019.18で取引を終えた。

これは3月25日(3008.33)以来の安値で、6カ月間の上昇幅はほぼ消えた。サムスン電子は前日比1.21%下落した7万3200ウォン、カカオも1500ウォン安の11万6500ウォンで取引を終えた。

KOSDAQは前日比2%下落した983.2で引けた。セルトリオンヘルスケアはこの日5.3%下落した10万3600ウォンとなった。韓国株式市場の下落はグローバルサプライチェーン衝撃で米ニューヨーク株式市場3大指数が一斉に下落した影響が大きかった。


先月30日(現地時間)米ダウ工業株30種平均は前日比1.59%下落の3万3843.92ドルで取引を終えた。この日、米国議会が連邦政府シャットダウン(業務停止)を防ぐための臨時短期予算案を通過させたが、インフレ懸念で株式市場の変動性が高まったためという分析だ。

さらに中国の電力不足などでまたグローバルサプライチェーン問題が浮上した。米国では半導体のほか、トイレットペーパーやミネラルウォーターなど生活必需品不足事態が生じている。サプライチェーン問題は物価上昇と実物経済の萎縮を同時に呼ぶ要因となり得る。

市場では不確実性のため国内株式市場が当分は調整局面に入るという見方が多い。KTB投資証券のパク・ソクヒョン投資戦略チーム長は「米国が物価を抑えるために利上げを急ぐかもしれないという懸念が韓国株式市場に影響を及ぼす可能性がある」と述べた。



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