ボクシング選手出身でありフィリピン上院議員マニー・パッキャオ氏。中央フォト
パッキャオ氏はこの日、フェイスブックに14分の長さの映像を公開して「私はボクシングのグローブを置き、世界、特にマニー・パッキャオを応援してくれたフィリピン国民に感謝を伝えたい」としながら「グッバイ・ボクシング」と話した。
あわせて「ボクサーとしての私の時間が終わったことを受け入れるのが難しかった。今日、引退を宣言する」と明らかにした。
26年間、12回の世界タイトルを手にしたパッキャオ氏は通算72戦62勝8敗2分けという戦績を手に、選手キャリアを終えた。62勝のうち39勝はKO勝ちであり、23勝は判定勝ちだった。
パッキャオ氏は「私たち家族が崖っぷちだったとき、あなた(ボクシング)は私たちに希望を与えてくれ、貧困から抜け出すチャンスを与えてくれた」としながら「おかげで世界の人々にインスピレーションを与えることができ、多くの人生を変えることができるんだという勇気をもらった。私の人生を変えてくれてありがとう」と話した。
パッキャオ氏は来年5月、フィリピン大統領選挙に挑戦する。パッキャオ氏は自身の全国民的人気を背に下院議員、上院議員を経て大統領選挙に挑む。
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