中国のステルス戦闘機「J-20(殲20)」
中国メディアは29日、広東省珠海で前日に開幕した第13回中国国際航空宇宙博覧会で、国産エンジンを搭載した殲20が華麗なエアショーを披露したと伝えた。
報道によると、殲20は28日、珠海エアショー開幕公演で中国空軍の主力「殲10」の曲芸飛行に続いて登場し、航空機が並んで飛行する「フライバイ(Fly By)」などのパフォーマンスを見せた。
開幕公演を指揮した李吉寛大佐は記者会見で「殲20が国内で製作されたエンジンを搭載して大衆の前で公演したのは初めて」とし「曲芸飛行で殲20が低高度の高速飛行をし、どれほど性能が優れているかを示した」と述べた。
殲20は2011年1月の試験飛行を経て、2016年の珠海エアショーで初めて公開された中国の第5世代中長距離戦闘機で、米国のF22やF35など次世代ステルス戦闘機に対抗するために開発された機種。
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