トーマス・バッハIOC会長が昨年10月にオンラインで中央日報のインタビューに応じている。[中央フォト]
今回の決定をIOCが発表した方法も注目に値する。トーマス・バッハIOC会長本人が直接公表したためだ。決定を下したのはIOC執行委員会(EB)だが、バッハ会長本人が自らその結果を会見した。IOCの最高意思決定機関に当たるEBの後には、当然記者会見が伴うが、会長が直接詳しく回答をするという保証はない。しかし、バッハ会長は、関連の質問に直接マイクを取って答えた。会長は、スイス・ローザンヌの本部で開いたオンライン記者会見で、「北朝鮮の五輪委員会が、東京五輪に一方的に選手団を送らなかった」とし「来年末まで財政的支援も受けることができず、これまでの制裁により保留された(金銭的)支援を受けることができるかも不明」と説明した。
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