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文大統領「東京五輪参加」めぐるいざこざ…特に意味がない理由

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

文在寅大統領(左)が2018年に青瓦台でIOCのバッハ会長から勲章を贈られ握手する姿。良かった一時です。[写真 青瓦台写真記者団]

曲折の末に来週開幕する東京五輪が招致に成功した現場、まだはっきり覚えています。時は2013年9月8日。地球の反対側アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)の総会会場でした。この総会はトーマス・バッハIOC会長にも忘れられない瞬間でしょう。彼がまさに国際スポーツ界の大統領であるIOC会長に選出された栄光の時間でもあったためでしょう。東京五輪招致のため飛んできた当時の安倍晋三首相とバッハ会長が意味深な微笑を浮かべて握手した場面が思い起こされます。

東京五輪中止を要求したり予想する声があふれている時、IOCについてちょっと知っていると言う人たちの間では「中止の可能性はゼロ」という共感が静かに形成されたためです。東京五輪とバッハ会長は一種の同志であるわけですから。

文在寅(ムン・ジェイン)政権と五輪の縁も特別です。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が2018年1月1日に発表した新年の辞で平昌(ピョンチャン)五輪参加の意思を明らかにし、韓半島(朝鮮半島)に平和の雰囲気が急造成されたためでしょう。その前までも「炎と怒り(Fire and Fury)」は単純な本の題名それ以上でした。当時のトランプ米大統領と金正恩委員長が互いにどっちの核ボタンが大きいのか口げんかまでしたからです。しかし2018年の韓半島の平和を追求する花火は翌年のハノイでの米朝首脳会談決裂で消え去りました。平昌五輪招致10周年は今月6日でしたが、さびしく過ぎ去りました。3回の挑戦の末に血の出る努力で招致を達成した主役だった企業家の多くはこれまでに亡くなりました。大韓体育会会長として招致の核心役割をした朴容晟(パク・ヨンソン)会長の声に注目する必要があります。


これまで韓国政府とソウル市などは南北五輪共同開催に向け絶えず動きましたが、これもまた、北朝鮮の不動の姿勢できれいにお流れとなり真夏の夜の夢となりました。バッハ会長も相当な野心家で、南北五輪共同開催には非常に関心を見せました。私とのインタビューでも数回「可能性は開けている」と強調していました。しかしIOC核心関係者は記者に最近このように耳打ちしました。「平壌(ピョンヤン)に数回意志を打診してみたが、梨のつぶてだった」。「いやだ」という返答さえも受け取れなかった無回答の状況なのです。鼻っ柱が高いことで有名なIOCとしてはそれこそあきれかえる状況であることでしょう。

そして、いつのまにか東京五輪が目の前です。そして中国・北京冬季五輪がすぐ来年2月に続きます。IOC内外では韓国政府が冷え込んだ南北関係を溶かすのにまた五輪を契機にしないかとの合理的予想が広がっています。しかし北朝鮮が微動だにしない状況でIOCが韓国政府の思い通りに動くかは事実未知数でもなく可能性は大きくありません。こうした状況で文在寅大統領が東京五輪を契機に訪日するかどうかで騒がしいのは韓国だけです。それが現実です。日本も事実開催国であることに加え、新型コロナウイルス防疫で考える余裕もない状況で五輪まで行わなければなりませんから。

現在の韓国政府には来年の北京冬季五輪が最後のわらになるかもしれません。北朝鮮のいくつもない友好的な国である中国で開かれる五輪のため、さまざまなシナリオを書いてみることができるでしょう。南北単一チームや合同入場、応援団派遣など過去の十八番をまた検討してみることもできるでしょう。しかしIOC内外の話を総合すると南北単一チームに関連しては否定的な声が多いです。まず北朝鮮が微動だにしないという点、そして単一チームを構成することになればそれだけ韓国の選手たちが機会を剥奪されるという点のためでしょう。

北朝鮮が韓国だけでなくIOCまで無視している状況で、IOCの雰囲気もそれほど韓国政府に友好的ではないというのが複数の関連消息筋の話です。いまだに文大統領の訪日をめぐって韓日が行ういざこざドラマにIOCは関心がありません。いっそこうした状況では東京五輪の開催成功を祈ったり積極協力するシグナルを送ることが未来に向けた滋養分になるはずなのに、大統領訪日問題でプライドの戦いばかりするような形なのでIOCとしてはより一層関わりたくない状況を作った格好です。韓国のスポーツ外交の長期不在のせいです。残念です。

五輪を政治的に活用しようとするのはうれしく見えません。東京五輪を控えて記憶すべきことはこれでしょう。五輪の主人公は政治家の欲ではなく、選手たちが流した汗と、それを応援する私たちです。



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