外交部の鄭義溶長官(右から3人目)は先月20日にソウルの外交部で開かれた「韓中関係未来発展委員会」の韓国側委員委嘱式に参加した。[写真 外交部]
「韓国の輸出が中国に大きく依存しているというのは輸出を多角化できなかったという点で韓国の貿易構造の脆弱性と理解されるが、これは逆に中国が必要とする中間財を韓国が供給するという意味も持つ」ということだ。中国の立場では韓国製品を輸入しなくてはサプライチェーンの安定性を確保できないという話だ。韓国が過度に中国に依存するよりは中国がむしろ韓国に依存しているというのが適切な表現という。「中国政府が韓国製中間財輸入を減らすために奮闘努力する姿からそうした点を確認できる」というのが彼の説明だ。中国はそうした努力の結果としてディスプレーの国産化に成功し、いまは半導体崛起に向け途轍もない資金を注ぎ込んでいるところだ。
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