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【コラム】あまりにも内向的な韓国大統領選挙

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
最高の国慶日の光復節(解放記念日)を2日後に控えている感じは「厳粛」と「複雑」だ。数十年間の圧制の時代を越えて光復を迎えた父母、祖父母の世代の不屈の意志は今でも尊い。しかし光復を前後して韓半島(朝鮮半島)の運命を左右した強大国政治の構造は当時も今も変わらないと考えると複雑な気持ちだ。強大国政治の主体が米国-ソ連から米国-中国に変わっただけで、両国の力比べとその影響を管理すべき我々の運命はそのままだ。

相変わらず強大国政治の渦の中で光復節を迎えながら筆者が注目する現実は、最近の韓国政治の内向的な流れだ。いつものように今回も大統領予備選挙を支配するのは対内イシューだ。競争候補に対する低劣なネガティブ攻勢が落ち着いたかと思うと、ニュースラインを埋め尽くすのはバラ色の不動産政策、雇用政策、福祉政策ばかりだ。候補らにとって北朝鮮の核、米中新冷戦、サイバー安全保障、韓米連合訓練などは副次的な関心事にすぎない。

世界10位圏の通商国家になった韓国の視線と態度が内向的に流れても、冷酷な国際政治は我々の生活を放っておかない。76年前、独立活動家と平凡な韓国人は独立のために心身を捧げたが、解放の形式は結局、米ソ両強大国の権力政治の影響に左右された。第2次世界大戦で40万人の戦死者を出した米国のルーズベルト大統領は、日本帝国主義を粉砕する最後の戦いでソ連指導者のスターリンに手を差し出した。欧州戦線で1000万人の戦死者という、言葉で表現しがたい犠牲を払ってヒトラーを制圧し、ドイツファシズムの心臓ベルリンに先に到達したスターリンの軍隊は、急いで方向を変えて日本帝国主義を挫く対日戦争の末期に急いで飛び込んだ。これは結局、我々の解放が南北に腰が断たれた形となる痛恨の結果につながった。


2022年の大統領選挙が対外イシューよりも国内イシューに没頭する内向型選挙に流れるのは、いくつかの特徴が作用している。1つ目は、与野党の主要候補がほとんど法律家出身という背景だ。2つ目は、候補らの政策キャンプ内で見られる「偉大な大統領プロジェクト症候群」だ。

今回の大統領選挙は、与野党を問わず法律家出身候補が圧倒する特異な選挙だ。トップ圏の候補のうち別の道を歩んできたのは新聞社出身の政治家、李洛淵(イ・ナギョン)元首相しかいない。与党の李在明(イ・ジェミョン)知事、野党の尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補、洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補、崔在亨(チェ・ジェヒョン)候補はすべて法律家からスタートし、公職、政治家の経験を積み重ねた候補らだ。こうした候補らが浮上したのにはそれぞれの背景があるが、共通して対外関係の経験、知識、訓練を積む機会がほとんどなかったと言える。

法律家出身者が戦争と平和の綱引きが絶えず続く国際政治の属性を体得するのは容易でない。具体的に言えば、我々の生活を決定的に左右する米中競争の本質、それに対応する戦略を深く理解して準備するのは法律家出身者には大変な課題だ。結局、主要候補らは強大国がぶつかる荒い海を航海した経験がないまま、5年間も韓国号を率いていく船長にならなければいけない。

事情がこうであるため、候補の政策の準備を支援する、いわゆる政策キャンプの役割に注目するしかない。各候補はそれなりの専門性を備えた元外交官、国際政治学教授を次々と補充していて、その規模は候補キャンプごとに数十人にのぼるという。

ここで筆者が心配するのは、各候補キャンプで生じる「偉大な大統領プロジェクト症候群」だ。大統領研究者らはすべての大統領が自身が歴史にあまりにも遅く現れたという焦りに苦しむと主張してきた。韓国の外交史にはすでに金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)、李明博(イ・ミョンバク)大統領の大きな足跡が刻まれている。結局、候補らは歴代大統領を越える「統一大統領」「韓半島平和を定着させた大統領」という巨大ビジョンに心が引かれる。

政策キャンプの中の忠誠競争、無責任がさらに強まり、各候補の政策キャンプは華麗だが非現実的な対外政策公約を出すことになる。秋になれば我々は「非核開放3000」「ユーラシア・イニシアチブ」「韓半島平和」など大そうな公約を聞くことになるだろう。ここに我々の国益を守るための政策の連続性、現実的合成が入る余地はない。

もちろん民主主義政治は根本的に内向的な体制だと言うこともできる。自由、人権、平等を重視するが、これを守るための対外的な戦いにはあえて背を向けたり小心になるのがグローバル民主主義の歴史でもある。しかし来年3月に選出される大統領はグローバル通商国家、米中競争の真ん中に立つ韓国を率いていかなければいけない。候補らが歴史の本の中に足跡を残そうとすれば、華麗で無責任な公約を作るよりも、2000年の南北首脳会談、韓米FTA、2008年のグローバル経済危機の前で苦悩した前任者の煩悶をもう一度振り返るのがよいのではなかろうか。

チャン・フン/中郷日報コラムニスト/中央大教授



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