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【コラム】五輪中継の恥ずかしい肖像、これが本当に文化大国・韓国なのか(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
◆テコンドー「ノーメダル」韓国が残した遺産

MBCがあまりにも人々を驚かせたせいで、SBS(ソウル放送)の五輪中継は相対的に埋もれてしまったが、小国のマインドを発揮した側面から見る時、それに匹敵するような演出を見せた。東京五輪中継を予告するSBSの広報映像には、アナウンサーが日帝強占期を背景に独立闘士のような姿で登場し、また別の映像には『野人時代』キム・ドゥハン役の俳優まで“召還”された。世界の人々が競って和合する祭典「オリンピック」を広報しようということなのか、でなければ韓日対抗戦を広報しようということなのか。そのうえSBSは開幕式でも開催国日本を当てこするようなコメントを乱発してひんしゅくを買った。これに対して申ガク秀(シン・ガクス)元駐日大使はコリア中央デイリーとのインタビューでこう述べた。「五輪は世界の人々の祭典だ。しかもパンデミックという人類の辛い状況で開かれる行事だが、ただ祝賀するだけではだめなのか」。

だが、東京五輪で韓国が小国マインドで一貫していたわけではない。テコンドーの場合を見てみよう。テコンドーが2000年に五輪正式種目になってから初めて、今大会で韓国は金メダルを一つも獲得できなかった。その代わりに金メダル8個をロシア、クロアチア、セルビア、イタリア、タイ、米国、ウズベキスタンの7カ国が分け合った。これに対して韓国報道機関とネットユーザーは戦力の平準化とメダルの多角化でテコンドーの真のグローバル化が成し遂げられたとクールに評した。


これは大国のマインドだ。もちろんここには「有力西欧の報道機関」の一つであるニューヨーク・タイムズがテコンドーこそがスポーツ弱小国の希望であり、「K-POP以前に韓国が輸出した最も成功的な文化商品」と語った影響もあるが。それなら文化大国形成に寄与したK-POPに対しては、韓国は大国のマインドを有しているのだろうか。

◆「国ポン」を超えたBTSの成就

私が2019年秋から昨年夏まで文化学修士学位を取得するために英国ロンドンに在留していた時、フラットメイトの20台後半の台湾出身の大学院生フィービー(Phebe)はBTSのファン「ARMY(アーミー)」の一員だった。「私が10年前に英国に来て辛く孤独だったとき、BTSの歌がどれくらい力になったのか分からない。そのうえBTSのおかげで、英国が私たちのようなアジア人を見る目が大いに変わった、本当だよ」とフィービーは言った。フィービーの本棚にはBTSメンバーが推薦した文学の本がズラリと並んでいた。フィービーは彼らが自分にどんなインスピレーションを与えているか、暴力的で扇情的な歌詞の大衆音楽が支配的になった今、BTSの前向きな歌詞がむしろどれほど新鮮かも語ってくれた。そのとき私が実感したのは「ああ、BTSはもう本当に韓国だけのグループではないんだ」ということだった。

ところが本国韓国でBTSを見つめる目は往々にして軽薄で偏狭ではないだろうか。「国威宣揚をする愛国青年」式の民族主義・国家主義的観点か、「国家と企業のブランド価値を高めるのに役立つ非常に収益性のある商品」式の資本主義ビジネス的観点が多いのだ。

だがBTSの存在はそれ以上であるということを、ロンドンで会ったもう一人のARMY、アフリカ系英国人のアッシュ(Ash)と話して知ることができた。アッシュは驚くべきことにBTSはもちろんK-POP全体の歴史に対して博学だった。そのうえBTSが歌に韓国語の歌詞をたくさん入れると同時に『Love Yourself』のようなシームレスなメッセージを伝えることが世界大衆文化の多様性を高めるという印象的な批評を語ってくれた。グローバルファンダムネットワークであるARMYの存在、そして彼らがBTSを享有して支持する新しいやり方は、それ自体で従来の西欧中心的、一方的グローバル化とは異なる代案的グローバル化の起爆剤となった。

私たちはこれを韓国全体のマインドに適用する必要があるのではなかろうか。私が英国で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)をはじめ世界的イシューを体験して実感したことは、英国をはじめとする西欧は進歩主義者といっても相変らず西欧中心の見解から抜け出すことができていないということ、そして反対に韓国は相変らず民族主義的見解が強いまま、高まったその世界地位にもかかわらず、世界の問題に対して関心が低いということだった。産業化と民主化を成し遂げ、今や経済・文化大国と見なされているこの時点に、韓国は西欧と反目しないで西欧中心的グローバリズムに代案を提示するもう一人のリーダーとして最もふさわしいのではないか。だがそのために必要な大国のマインドを私たちは果たして持っているのだろうか。

ムン・ソヨン/コリア中央デイリー文化部長


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