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日本が「独島映像」に抗議…韓国政府「我々の領土、中止する理由ない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

独島総合情報システムのホームページ。右下の「独島LIVE」メニューをクリックすると、独島の姿をリアルタイム映像で見ることができる。

日本政府が韓国海洋水産部の独島(ドクト、日本名・竹島)リアルタイム映像提供サービスを中止するよう要求してきた。

海洋水産部によると、日本政府は韓国外交部を通じて、独島の景観をリアルタイム映像で提供する「独島総合情報システム」の運営に強く抗議した。

NHKも、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長が在日韓国大使館の金容吉(キム・ヨンギル)次席公使に電話し、「竹島は歴史的事実に照らしても、国際法上も、明らかに日本固有の領土であることに鑑み、今回の韓国の対応は到底受け入れることはできず、極めて遺憾だ」と伝えた、と報じた。


日本が抗議した独島リアルタイム映像提供サービスは、独島関連研究資料などを調べることができる「独島総合情報システム」(www.dokdo.re.kr)で6日から始まった。独島総合情報システムは独島関連の科学・歴史・一般情報などを提供するため、2008年から海洋水産部傘下の韓国海洋科学技術院が運営しているホームページ。独島の生態画報および映像だけでなく歴史や海量探査資料なども見ることができる。

独島は美しい自然景観にもかかわらず、長い航海が伴うため接近が容易でなかった。このため海洋水産部は独島のさまざまな姿を国民に紹介するため、昨年から東島および西島の映像を提供するためのシステム設置を推進した。今年7月からは設備補完およびネットワーク連結などの事業を進め、6日にサービスを開始した。独島のリアルタイム映像は独島総合情報システムだけでなく、鬱陵郡(ウルルングン)のホームページ(http://ulleung.go.kr)でも見ることができる。

海洋水産部は独島リアルタイム映像提供サービスについて、単に独島の自然景観を紹介するだけでなく訪問客の便宜と安全管理を強化するのにも役立つとみている。例えば、独島に向かう船に乗る前に映像で現地の気象状況をあらかじめ把握すれば、上陸が可能かどうかを確認できる。

日本の抗議にもかかわらず海洋水産部は独島映像提供サービスを継続する方針だ。海洋水産部の関係者は「日本の抗議への対応は外交部がする予定であり、海洋水産部の別の立場はない」とし「我々の領土であるため、日本の抗議で事業を中断したりする理由はない」と述べた。



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