4日に横浜スタジアムで行われた東京五輪野球準決勝の韓国対日本戦。8回裏2死で高祐錫が3失点を許し悔しさをにじませた。[写真 五輪写真共同取材団]
かみしめるべき場面は決勝点が出た8回だ。韓国代表チームは2-2で迎えた8回裏に登板した高祐錫(コ・ウソク)が1アウトから柳田悠岐に左前安打を打たれた。続く近藤健介を一塁ゴロに誘導し一塁走者の柳田は二塁でアウト。だが一塁のカバーに入った高祐錫がベースを踏めず併殺打につながらなかった。ぐらつく高祐錫は2死一塁で村上宗隆の打席でワイルドピッチまで犯した。韓国ベンチは村上に申告敬遠を選択し一塁を埋めた。ところが高祐錫は甲斐拓也まで四球で送り出し満塁の危機を自ら招いた。交代のタイミングとみられた。
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