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【噴水台】チェルノブイリ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
1986年4月26日午前は人類に悲劇として記録された日だ。ウクライナ(当時旧ソ連)首都キエフから北に90キロ離れたチェルノブイリで原発が爆発した。ばく大な量の放射性物質がウクライナはもちろんベラルーシやロシアなどに広がった。被害規模の把握が難しいほどだった。専門家で構成されたチェルノブイリフォーラムは2005年の報告書を通じて56人が死亡し、放射線で被ばくした4000人が今後何らかの疾病で死亡すると推定した。環境団体は後遺症を訴える被害者だけで数万人にのぼると主張する。

2019年米国の製作会社HBOは『チェルノブイリ』という5部作のドキュメンタリードラマを公開した。徹底した考証を通じて事故の全貌を再構成した。ソ連政府の縮小・隠蔽情況も一つ一つ告発している。米国内で最高視聴率を更新するなど好評を受け、その年のエミー賞(10部門)とゴールデングローブ(2部門)で各種賞を席巻した。派手なアクションも、熱い反転もないドキュメンタリードラマに視聴者は熱狂した。

直接チェルノブイリを訪れてその悲劇を記憶しようとする人々もいる。今でこそ新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の余波で海外の訪問が難しくなったが、チェルノブイリ地域は2011年に訪問が許可された後、ダークツアーの旅行客で混み合った。特にドラマが人気を呼んで旅行客が増えた。ダークツアーは戦争や災害など悲劇の現場を訪ね歩く旅行トレンドを称する。悲しみを胸に刻み、歴史の教訓を得るのがこの旅の目的だ。


23日、MBC(文化放送)の東京オリンピック(五輪)開会式の中継放送では時ならぬチェルノブイリの登場で論争が起きた。放送局側はウクライナ選手団が入場する場面でチェルノブイリ原発事故の写真を挿入した。世界が記憶する悲劇で一国を紹介したのだ。激しい非難が巻き起こり、海外メディアにも取り上げられて波紋が大きく広がった。結局、パク・ソンジェMBC社長が26日、「五輪精神を傷つけるような放送をした」と述べて頭を下げた。

チェルノブイリ原発事故は忘れられてはいけない悲劇だ。原因を追求し、教訓を生かしてこそ同じようなことが再発しない。もちろん悲劇を改めて思い出させることは心地悪く苦痛でもある。ドラマ視聴者やダークツアー旅行者もチェルノブイリの悲しみを記憶している。おもしろくウィットのある方法で悲劇を記憶する方法はない。そのような試み自体が悲劇に対する嘲弄だ。

チャン・ジュヨン/ナショナルチーム記者



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