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「日韓関係は良くないの?」 日本のBTSワールドには嫌韓もコロナもない(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

10日、東京のK-POP専門ダンススクール「Dance Studio Cielo」でTWICE(トゥワイス)の振りつけを学んでいる受講生。イ・ヨンヒ記者

◆BTSは韓流ではなくワールドスター

2012年李明博(イ・ミョンバク)元大統領の独島(トクド、日本名・竹島)訪問で両国関係が冷え込み、日本のテレビでは韓国コンテンツを探すことがほぼできなくなった。現在もこのような流れは続いている。第1次韓流の主要ファン層だった中年女性の中には「変心」を告白する事例も多かった。

BTSの場合も2018年いわゆる「反日Tシャツ問題」で日本の番組出演が取り消しになるなど打撃を受けた。しかしその後も日本国内のBTSファンダムは急速に拡張している。特にBTSがビルボードのチャートをさらってグラミーのステージに立つなど、米国をはじめとする西欧圏で人気を得て日本国内からはBTSを政治的な問題と関連させて批判する声はほぼ消えた。


一橋大学のクォン・ヨンソク教授は「BTSという存在はすでに韓流の領域を越えた『ワールドスター』と認識されている」としながら「日本が憧れる米国で認められたという事実も両国関係の枠組みから抜け出すことができた理由」と解釈した。

◆「新しい両国関係の可能性」

BTS現象は韓日関係にも変化をもたらすだろうか。専門家は「従来とは違った形の関係になっていくかもしれない」と予想する。

現在の日本のZ世代は、韓国を日本と「同等なレベル」の国から一歩進んで「憧れる国」として認識し始めた最初世代だ。キム・ギョンジュ教授は「『文化』を入口にして韓国を理解し始めた彼らが政治・歴史的事案をどのように受け入れるかは未知数」としながらも「新しい両国関係が形成される可能性が芽生えていると考える」と話した。


「日韓関係は良くないの?」 日本のBTSワールドには嫌韓もコロナもない(1)

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