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「コロナ五輪」への心配、正常ではないのか(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国のトークバラエティ番組『非首脳会談(アブノーマル会談)』の各国代表が東京オリンピック(五輪)を主題に討論を行った。左側からロシアのイリヤ、米国のステファニー、日本の扇、ドイツのフロリアン、ブラジルのカルロス。チャン・ジニョン記者

--先月、東京五輪組織委員会が競技場内の酒類販売を検討して白紙化した。

フロリアン「良い決定だ。競技場内で食物を摂取すれば感染確率が高まらざるを得ない」

仰木「今、日本(の飲食店)でアルコールを提供することはできない。国民は防疫規則を守って酒を我慢しているが、その渦中にこの発表が出た。話にならないではないか。そのため日本国民が反対した」


--コンドーム16万個を準備したが配布しないことを決めた。

イリヤ「私は逆に配布するべきだと考える。コンドームもマスクと同じ防疫措置だ」

ステファニー「競技が真の目標なら、少し我慢するべきだ。五輪期間は1カ月もならない」

フロリアン「デートしに東京に行くわけではないだろう。今回の五輪は『祭典』というよりは解決することが多い『宿題』のようだ」

--日本はなぜ五輪を強行しようとしているのか。

フロリアン「韓国が2018年平昌(ピョンチャン)五輪を成功裏に行い、来年は中国が北京冬季五輪を開催する。中間の日本だけ失敗すれば自尊心が傷つけられかねない」

仰木「日本政府はIOCと国民の間に挟まりサンドイッチの境遇だ。五輪を中止したくても賠償額が莫大だ。また、政治的に(菅義偉首相が)五輪を成功裏に行いたがっている」

--各国の五輪スターを紹介してほしい。

カルロス「米国に女子サーファーのカリッサ・ムーアがいるらしいが、ブラジルには『世界でサーフィンが一番上手な男』ガブリエル・メディナがいる」

仰木「日本は柔道が強いが、卓球もますます若く、ますます強くなっている。水谷隼らを応援している」

--討論が終わろうとしている。大会開催に対する賛成・反対の気持ちは変わったか。

ステファニー・フロリアン・イリヤ「変わらない」

仰木「(日章旗を少し上げて)『これくらい』から(20センチほど持ち上げて)『これくらい』に上がった。どうせ開かれるなら、成功してほしい。カルロスさんの話を聞いて希望が出てきた」

カルロス「私は五輪を見て育ち、世の中に対して好奇心を持つようになった。五輪を通じて韓国を知るようになった。ブラジルの田舎の平凡な人として、五輪はとても大きな役割を果たしてきた。こういう大変な時期だからこそ、スポーツを通じて希望を持ってほしい。そのような気持ちで開催に賛成した」


「コロナ五輪」への心配、正常ではないのか(1)

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