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韓国議員76人が韓米訓練延期を要求も…米国「日程に変更ない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2013年4月、韓米連合訓練に参加した両国の海兵隊が慶尚北道浦項(ポハン)の海岸に上陸している。中央フォト

韓米連合訓練の延期を促す与党議員らの声明に対し、米国防総省が「計画された日程に変更はない」という立場を明らかにした。これに先立ち共に民主党(66人)、開かれた民主党(3人)、正義党(6人)所属の議員76人は1日、声明を通じて「今は韓米両国が北を対話テーブルに引き出すための能動的かつ積極的な接近が求められる時」とし「韓米連合訓練の延期を韓米当局に強く求める」と明らかにした。

これに対し米国防総省のジョン・サプル報道官は2日、ラジオ・フリー・アジア(RFA)に「(8月に)計画された訓練日程に変更はない」と明らかにした。また「軍事的準備態勢は米国防長官の最優先事案であり、連合訓練は韓米同盟の準備態勢を保障する主要方法」とし「こうした訓練は非挑発的で防御的な性格を帯びる。韓米両国民の安全を守るため今夜にも戦えるよう韓米同盟の準備態勢維持を目的とする」と強調した。

軍関係者によると、韓米軍当局は来月、コンピューターシミュレーション形態の指揮所訓練(CPX)を行うために事前調整をしている。軍関係者は「毎年下半期の連合訓練は室内でウォーゲーム形態で進めてきた」とし「昨年新型コロナなどを理由に延期した大規模な野外機動訓練は想定していない」と話した。


段階的な北朝鮮接近戦略に言及した米政権の立場も大きく変わらないとみられる。米国防総省のカービー報道官は先月21日、大規模な連合機動訓練の再開について「発表する内容はない」と言葉を控えた。

今月から始まる北朝鮮軍の夏季訓練に対応して米軍情報資産の動きも活発になっている。フライトレーダー24など航空機追跡専門ウェブサイトによると、ジョイントスターズ(E-8C地上作戦管制機)、グローバルホーク(高高度無人偵察機)、コブラボール(RC-135S特殊偵察機)など米軍の主要偵察機が最近、韓半島(朝鮮半島)周辺に集まって北朝鮮軍の動向を把握している。一部では米国独立記念日(4日)前後の北朝鮮の挑発の動きを把握するためという分析も出ている。

軍当局は現在まで北朝鮮軍の特異動向は表れなかったと把握している。合同参謀本部のキム・ジュルラク公報室長は1日、定例ブリーフィングで「北の軍の夏季訓練は通常7月ごろ始まるとみている」とし「現在は関連活動を綿密に追跡して監視している」と明らかにした。



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