女優ユン・ヨジョン
◆『ミナリ』・マーベル『シャン・チー』、韓国系の編集監督含む
『ミナリ』で今年アカデミー主演俳優賞にノミネートされた在米同胞2世俳優スティーヴン・ユァンが俳優部門に呼ばれたほか、作品・監督・脚本賞の3つの部門にノミネートされたリー・アイザック・チョン(チョン・イサク)監督が監督・作家の2部門に招待された。映画『オクジャ/okja』に続き『ミナリ』総括プロデューサーを引き受けた製作会社プランBエンターテインメント所属の韓国系米国人のクリスティーナ・オーはプロデューサー部門、『ミナリ』の韓国系編集監督のハリー・ユーンは編集部門に招待された。ハリー・ユーンは今年下半期に公開されるマーベルの中国ヒーロー映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の編集にも参加した。
『ミナリ』で音楽賞にノミネートされた米国新人音楽監督エミール・モッセリも音楽部門の会員の提案を受けた。
◆「アカデミー授賞式はテレビで見るものだった」というユン・ヨジョン、オスカー判定団に?
彼らがアカデミーからの招待を受け入れれば正会員に委嘱されてアカデミー賞投票権を行使することになる。4月受賞舞台で「私にとって(アカデミー授賞式は)テレビで見る番組だったのに、ここにいることが信じられない」と話したユン・ヨジョンが今やオスカー賞トロフィーに加えて次の受賞者を決める「一票」まで入れることができるようになった。
今年アカデミー新入会員招待名簿で女性の比率は46%だ。白人他民族・人種が39%、国籍別に49カ国出身外国人が全体の53%を占めた。ディズニー/ピクサーアニメーション『ソウルフル・ワールド』で今年音楽賞を受賞したジャズミュージシャンのジョン・バティステ、『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』に出演し助演女優賞を競ったブルガリア女優のマリア・バカローヴァ、『プロミシング・ヤング・ウーマン』でアカデミー脚本賞を受賞した英国監督で女優のエメラルド・フェネルなども招請状を受けた。アカデミーは2025年までに会員構成の多様性と包容性の増進を目指して会員を拡大してきた。
韓国映画関係者は2015年監督のイム・グォンテク、ポン・ジュノ、俳優のソン・ガンホ、チェ・ミンシク、アニメーターのキム・サンジンらをはじめ、監督のパク・チャヌク、イ・チャンドン、キム・ソヨン、キム・ギドク、イム・スンレ、ホン・ヒョンスク、パク・フンジョン、俳優のイ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、チョ・ジヌン、キム・ミニ、ペ・ドゥナ、イ・ジョンウン、製作者のクァク・シネ、撮影監督のチョン・ジョンフン、ホン・ギョンピョ、衣装監督のチョ・サンギョン、美術監督のリュ・ソンヒ、音楽監督のイ・ビョンウ、アニメーション監督のチョン・ダヒ、ドキュメンタリー監督のイ・スンジュン、CJグループ副会長の李美敬(イ・ミギョン)らがアカデミー会員だ。
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