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【時視各角】「星の瞬間」つかんだ韓国企業

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
金鍾仁(キム・ジョンイン)前国民の力非常対策委員長が広めた「星の瞬間」は絶妙だ。何より表現が直観的で圧縮的だ。ドイツ語のシュテルンシュトゥンデ(Sternstunde)の翻訳で「未来を決める運命の瞬間」という意味だ。一言で言えば大きな流れに乗って機会をつかんだという意味だ。次期大統領選挙候補者を狙った言葉だが、韓国企業に適用しても良さそうだ。5月の韓米首脳会談を契機に米国投資を拡大したサムスン電子、現代自動車、LG、SKがまさにその主人公だ。

これら企業は20世紀までは特に見るべきものも辺境の企業だった。粗雑な製品を作って米国や日本のような先端市場には名刺も差し出せなかったローカル企業だった。いまはどうなのか。国境を行き来する国籍を超えたグローバル企業に跳躍した。コアテック(核心技術)の威力が星のように光を放った結果だ。『ビジョナリー・カンパニー』を書いたジム・コリンズの経営戦略のようにコアテックを確保した「ハリネズミ」になりながらだ。

韓国はややもするとクジラのけんかに巻き込まれたエビの境遇に見える。だがこの状況がむしろ機会にもできるということに注目する必要がある。まずサムスン電子は米国内のファウンドリー工場建設に170億ドルを投資することにした。米国が牽制に出た中国にもすでに半導体工場を稼動している。韓国には水原(スウォン)、華城(ファソン)、平沢(ピョンテク)を拠点に半導体クラスターを構築した。いつのまにか米中の間で絶妙な黄金比の構図を作っているといえる。


ここで星の瞬間を捕まえる反転が繰り広げられる。米国に大規模半導体工場建設に出てサムスン電子はどちらかひとつの国の企業ではなく全世界につながったグローバル企業として跳躍することになってだ。もうサムスン電子はどこのだれがああしろこうしろと言える次元を超えている。特に輸出依存度と北朝鮮問題を口実に韓国に影響力を行使しようとする中国の圧力は足下にも及ばない。サムスン電子の半導体は米国や中国だけでなく全世界的になくてはならない戦略資産であるためだ。

台湾もTSMCを前面に出しこれと類似の戦略を広げている。米国に半導体工場を6つも建設する理由だ。台湾にだけ限定せず米国に工場を建設することにより中国の圧迫を緩和し分散できる。さらに進んで日本にも研究開発センターに続きファウンドリー建設を推進中だ。

現代自動車は世界各地で自動車を生産する。LGとSKもやはりバッテリー事業を拡張している。いずれにせよ韓国の看板企業は売り上げの80%前後を海外で上げている。すでにグローバル企業だ。一歩進んで米中技術競争を契機に米国内での生産割合を高めればこの流れが加速する。米国に旗を差せば日本やドイツ系のグローバル企業との競争でも有利な立場に立つ。何より韓国を超えようとする中国企業の追撃を振り払う効果を上げられる。

星の瞬間をつかんだが影も深くなっている。企業としてはむしろ頭が痛い韓国市場を最初から避けるという懸念だ。これまで韓国企業は反企業感情を前面に出す運動圏勢力と民主労総主導の闘争的な労使関係のため国内事業の割合を減らし続けてきた。現代自動車は1996年から25年間国内工場を増設していない。昨年光州(クァンジュ)に光州型工場を作ったが自発的ではなく、小型車を生産するという点で大きな意味を付与するのは難しい。

結局韓国の産業空洞化は深刻化する可能性が大きくなっている。昨年だけでも7万2000件の製造業の雇用が海外に流出した。2011~2020年の累積では49万1000件に達する。韓国の国民は星の瞬間もつかみ雇用も逃してはならない。そうするならば韓国政府も米国政府のように企業を極力大事にする方向で動かなければならない。最低賃金を急激に引き上げたり一方的に労働組合の力を育てたり経営権維持が難しくなる規制は果敢に解消しなければならない。そうでなければ産業空洞化だけ続く。企業がつかんだ星の瞬間を国民全体が楽しまなければならない。

キム・ドンホ/論説委員



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