イ・ホスン青瓦台（チョンワデ、大統領府）政策室長が文在寅（ムン・ジェイン）大統領の東京オリンピック（五輪）を契機とした訪日について「決まったことがない」と明らかにした。

イ室長は２２日、ＫＢＳラジオ『チェ・ギョンヨンの最強時事』に出演して「今回の五輪を契機に訪日を推進するかどうかは現在決まったことがないと承知している」と明らかにした。

イ室長は先週、主要７カ国（Ｇ７）サミットを契機に推進されて失敗に終わった韓日首脳会談に言及して「韓国は日本との対話に開かれた姿勢で臨んでいるということをもう一度申し上げる」として「東京五輪は地理的に最も近い国で開かれる大会で、昨年一度延期されたため、さらに意味深い」と明らかにした。


一方、習近平中国国家主席の訪韓に対しては「新型コロナ状況が安定してから環境が整えられ次第に訪韓を推進するということで一致し、継続して疎通している」として「その時期はまだ決まっていない」と明らかにした。