2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)選手村内で配布されたコンドーム。チャン・ジニョン記者
共同通信は21日、「東京五輪では選手たちが選手村に滞在する期間にコンドームを配布しない」としながら「ただし、選手たちが出国する時に持ち帰れるようにする予定」という組織委の発表を伝えた。
dpa通信は「大会組織委員会は約16万個のコンドームを準備したが、これを選手たちが選手村を離れて出国する時に渡す」と報じた。
1988年ソウル五輪から始まった五輪選手村内のコンドーム配布が33年ぶりに消えることになる。
1988年ソウル五輪時はエイズ(AIDS・後天免疫欠乏症後軍)に対する警戒心を高めるために選手村にコンドームが無料で配布されたことがある。
反面、今年東京では新型コロナウイルス感染症(新新型肺炎)の拡大を防ごうとする趣旨で、大会期間中の選手村内のコンドーム配布を中断することにした。
2018年平昌(ピョンチャン)冬季五輪でも大会期間中に選手村内でコンドームを配布し、その数は歴代冬季五輪最多の11万個となった。
2016年リオデジャネイロ五輪時には歴代最多の45万個が配られた。
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