尹錫悦(ユン・ソクヨル)前韓国検察総長 イム・ヒョンドン記者
先月26日に尹前総長と4時間にわたって会った鄭鎮碩(チョン・ジンソク)議員も「尹前総長が文在寅政権に問題意識をとても深く持っていた。この政権が延長されれば国の将来が不毛のものになるという認識の下、必ず政権交代をしなければならないという使命感があった」と話した。
一方、先月25日に尹前総長の提案により夕食会合をした尹喜淑(ユン・ヒスク)議員は、「対話をしてみたら尹前総長は市場経済に対する理解が相当に高かった」と伝えた。韓国開発研究院(KDI)教授出身の経済学博士である尹議員は、自身が考える望ましい経済政策を話したところ尹前総長もうなずいたとし、「尹前総長は『国民の力』に入ることを完全に常数と考えているようだった」と付け加えた。
尹前総長をよく知る消息筋も「尹前総長は法曹人であるのに経済をとてもよくわかっている」と伝えた。消息筋は「父親の尹起重(ユン・ギジュン)延世(ヨンセ)大学名誉教授が経済学者であるため、尹前総長は幼い時から経済学の書籍をたくさん読んできた。ミルトン・フリードマンのような通貨主義者的見解の下で自由市場を擁護するなど、経済哲学が確固としている」と話した。続けて「尹前総長は『公正のための国の役割の必要性は自由主義経済学の大家であるアダム・スミスまで認めた』としながらスミスが作った『国富論』の該当の一節を引用までするほど。もし尹前総長が大統領選挙討論に出るならば経済はだれにも押されないだろう」と話した。
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