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日米豪と共同訓練のフランス海軍「インド太平洋に積極的に介入」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

フランス海軍の強襲揚陸艦「トネール」(左)とフリゲート艦「シュルクーフ」。 フランス大使館

フランスは強襲揚陸艦「トネール」とフリゲート艦「シュルクーフ」、海兵歩兵(海兵隊に該当する陸軍)で構成された上陸準備戦隊をインド太平洋に送った。いわゆる「ジャンヌ・ダルク作戦」だ。11-16日には米国・オーストラリア・日本と共に連合訓練を実施した。

欧州の中心国家のフランスがなぜインド太平洋地域に関心を持つのか。フランス海軍上陸準備戦隊のジャン-マティユ・レイ海軍少将は中央日報の単独メールインタビューで「フランスは欧州にだけある国ではない。欧州国家であり、インド太平洋国家でもある」と説明した。

レイ少将はフランス領ポリネシア司令官であり、フランス・アジア太平洋地域の合同司令官を務める。レイ少将は「新型コロナの影響で寄港地を最小限に減らすため韓国に立ち寄ることができず残念だ」と述べた。


以下はレイ少将との一問一答。

--フランスは欧州の国だが、インド太平洋にまで強襲揚陸艦戦隊を派遣する。その理由は。

「フランスは欧州だけにある国ではない。南太平洋一帯のフランス領土に160万人のフランス国民が暮らしている。欧州国家でありインド太平洋国家でもある。国際的な役割を持つ強国として、フランスはインド太平洋地域内での責任を果たそうとする」

フランスはマヨット、レユニオン、ニューカレドニア、フランス領ポリネシアなど南太平洋の島々を領土として保有している。レイ少将は「フランスはインド太平洋に周期的に軍隊を送っていて、来月フランス空軍の軍用機がこの地域に派遣される」と伝えた。

英国の空母「クイーン・エリザベス」を中心とする空母打撃群は22日(現地時間)、母港ポーツマスを出港した。ドイツも戦闘艦1隻をインド太平洋に送っている。北大西洋条約機構(NATO)国家が中国を牽制する米国のインド太平洋戦略に呼応する姿だ。

--英国も空母打撃群をインド太平洋に派遣している。英国防省は中国を競争者(competitor)と定義した。フランスも同じ立場か。

「フランスのインド太平洋戦略は特定の主体を敵対視しない。フランスは多国間主義と葛藤の平和的な解決を追求する。フランスは国際法、遠海と国際海峡での航行の自由を聖域化した1982年の国連海洋法が遵守されるのを促す」

--フランス上陸準備戦隊は米国・オーストラリア・日本と共に中国を仮想の敵とする連合訓練を実施した。

「ジャンヌ・ダルク作戦はインド太平洋地域での協力を強化するところにある。特定国家を狙ったり攻撃的なメッセージを伝えようという意図はない」

フランス上陸準備戦隊は日本で連合訓練を終え、本国に帰航する計画だ。韓国軍事問題研究院のユン・ソクチュン研究委員は「フランス上陸準備戦隊は南シナ海で中国が周辺国と領有権紛争中の島の近くを通過する『航行の自由』作戦を遂行する可能性が高い」と予想した。

--フランスが直面している安全保障の脅威は。

「インド太平洋地域の脅威は非常に多い。フランスに対する脅威よりも集団安全保障に対する脅威だ。まず北朝鮮の核拡散リスクがある。このほか、領土紛争、海洋テロ、海賊活動、過度な漁業活動、密輸、米中間の緊張、そしてもちろん環境問題がある」

--最近の海洋安全保障の脅威の特徴を評価してほしい。

「今日の海洋安全保障の脅威は領土紛争、安全保障問題、気候問題、経済問題などさまざまだ。こうした脅威に対する接近は一国の力だけではできない。国際協力が必要だ」

フランス海軍は強襲揚陸艦だけでなく原子力空母も保有する強国だ。

--空母や強襲揚陸艦の戦略的な価値は。

「空母とヘリコプター搭載強襲揚陸艦は戦力・兵力の投射手段だ。これら戦闘艦を保有する国は戦略的な位置に対して信頼を持つことができる」



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