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米国でmRNAワクチンを打った若年層数十人に心筋炎症状

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
米国で新型肺炎ワクチンを接種した10代青少年と若年数十人から心筋炎発生が報告され、疾病予防管理センター(CDC)が関連性を調べているとニューヨークタイムズ(NYT)が22日、報じた。NYTによると、CDCの調査はまだ初期段階だ。

CDCによると、「メッセンジャーRNA(mRNA)」方式の新型肺炎ワクチンであるファイザーやモデルナ製ワクチンを2回目投与して4日程度過ぎた後、心筋炎症状が現れた場合がほとんどだった。主に男性から軽微な症状が現れた。CDCは16歳以上であるファイザー製ワクチンの接種年齢を10日、12歳以上に拡大した。

CDCは14日、医療スタッフに新型肺炎ワクチン接種者の心筋炎に関連して注意を呼びかけた。現場医療スタッフの間では関連性が不明だという見方が多い。ニューヨーク市立ベルビュー病院の感染病専門医、ジェリーン・クンダー博士はNYTに「ワクチン接種者の一部から現れた心筋炎は偶然なのかもしれない」とし、「現在、多くの人がワクチンを接種しており、このような事例が偶然に起きた可能性がより大きい」と話した。米国小児科学会(AAP)の会長を務めるスタンフォード大学のイボンヌ・マルドナド教授も「心筋炎症状がワクチンと関係があるのか、それとも偶然なのかを究明するためには追加の資料を検討する必要がある」という意見を明らかにした。


NYTは「米国では毎年10万人当たりの10~20人が心筋炎で疲労感・胸痛・不整脈など症状を体験する」と伝えた。4月、CDCが発表した資料によると、昨年米国で心臓疾患で亡くなった人は69万人余りで死亡原因1位となった。

一方、CDCは4月イスラエル保健当局がファイザー製ワクチンを接種した18~30歳の62人(男性55人)から心筋炎が発生したと報告したことに関しても関係性を見出すことができなかったと発表した。



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