キムチ
食品医薬安全処は3月12日から今月7日まで輸入食品通関および流通段階検査を実施した結果、ハクサイキムチと塩漬けハクサイ、キムチ原材料でこうした非適合事例を摘発したと18日、明らかにした。3月に中国のキムチ工場で非衛生的にキムチを漬ける場面が国内に伝えられた後、輸入キムチに対する検査を行った結果だ。
食品医薬品安全処によると、中国産キムチ289製品のうち15製品から食中毒菌「エルシニア・エンテロコリチカ」(以下エルシニア)が検出された。この菌に感染すれば下痢や腹痛などの症状が表れる。食品医薬品安全処は11日、エルシニアが検出された原因と措置などに関する専門家の意見を聞いた結果、「製造過程での衛生管理問題で残っていたエルシニアが検出された」という診断を受けた。
中国産塩漬けハクサイ4製品のうち1業者の2製品からは保存料「デヒドロ酢酸」が検出された。この保存料は韓国国内で塩漬け食品に使用できない。また食品医薬品安全処はキムチ原材料120製品を回収して検査した結果、冷凍ニンニク1件が細菌数基準を超過していたことを確認した。今回摘発された食品に関する詳細情報は輸入食品情報サイト(impfood.mfds.go.kr)で確認できる。
食品医薬品安全処によると、4月に韓国に輸入された中国産キムチは1万8066トンで、3月(2万6149トン)比で30.9%減少した。
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