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【社説】ワクチン失敗の謝罪なく「希望拷問」する韓国政府

中央SUNDAY/中央日報日本語版

閣僚会議で文在寅大統領(左)と洪楠基経済副首相があいさつを交わしている。[写真 青瓦台写真記者団]

これに対し文在寅(ムン・ジェイン)政権のワクチン戦略は初期防疫成果に安住してタイミングを逃し、昨年夏に製薬会社が手を差し出したが慢心して拒んだ。後になってうろたえてみたら価格は天井知らずに高騰し、確保した分量すら適正なタイミングで持ってくることができなかった。韓国の国民がいまワクチン供給不足の苦痛を味わっている理由だ。ワクチン戦略の総体的失敗だが、だれも国民の前に頭を下げて謝らない。無能さに続く無責任な態度だ。


それでも高位公職者は甘い約束を吐き出す。希望拷問を超えて誇張と嘘もはばからない。失敗を隠すための態度だ。文在寅大統領は最近青瓦台(チョンワデ、大統領府)での会議で米国を狙ったように突然ワクチン開発国の自国優先主義とワクチン買い占めを強く批判した。ワクチン戦略に成功した米国をいまになってなじれる境遇なのか。




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