TLGAMESのモバイルRPG「超次元彼女:神姫放置の幻想楽園」が紹介した李舜臣(イ・スンシン)のキャラクター。[写真 ホームページ キャプチャー]
「超次元彼女」は歴史・神話の中の人物を美少女キャラクターとして再解釈し、ユーザーがキャラクターを育てたり戦闘させたりして楽しむゲームだ。12日に韓国で事前予約を開始した。公式ソーシャルメディアは「彼氏たち、こんにちわ(ハート)。日本最高の美少女放置型人気ゲーム」「胸キュン要注意!あなただけの彼女を探してみて!」という広報コピーで配信リリースを知らせた。
すでにフレイヤ、ジャンヌ・ダルク、プロメテウスなど200種類に達するキャラクターが「美少女」として登場している中、ゲーム会社は韓国発売を記念して李舜臣キャラクターを新たに登場させた。
しかし、あどけない美少女の顔と誇張された体型、胸を半分ほど露わにした得体の知れない鎧まで、李舜臣と全く関連のない姿でキャラクターが表現されていて激しい批判を浴びた。特に、最近中国の文化わい曲などが相次いで議論になっている状況で、韓国の歴史的人物をわい曲して表現したことは、一歩間違えれば蔑視や歴史わい曲に広がりかねないという懸念も出てきた。
これに対して「超次元彼女」運営チームは14日、公式オンライン掲示板の公示を通じて李舜臣キャラクターを撤回すると明らかにした。運営チームは「最も期待していた韓国ローンチ記念として韓国キャラクターを作ろうと考えだだけで、韓国の歴史および李舜臣の人物蔑視に対する意図は絶対になかった」とし「現在の歴史に対して敏感な時期を考慮できなかった点についてお詫び申し上げる」と明らかにした。
続いて「多くの方々の懸念を考慮し、ローンチング時の李舜臣キャラクターはアップデートしないことを決めた」とし「ユーザーと活発に疎通し、ユーザーの積極的な意見を受け入れながら、さらに良い環境でゲームを楽しんでもらえるよう努力したい」と付け加えた。
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