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<ソウル・釜山市長選>韓国大統領府、予想越える大敗に衝撃…174議席でもレームダック不可避

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

文在寅(ムン・ジェイン)大統領

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は7日、ソウル・釜山(プサン)市長選挙で与党「共に民主党」の朴映宣(パク・ヨンソン)・金栄春(キム・ヨンチュン)候補が敗北した結果に対して特別なメッセージを出さなかった。参謀も口を閉じた。青瓦台(チョンワデ、大統領府)国民疎通首席室は「今日の立場発表はない」と述べた。

文大統領は8日に立場を明らかにするものとみられる。具体的な方式は未定だ。文大統領は与党が圧勝した昨年4・15総選挙の翌日、「大きな声にさえぎられた真の民心を見せた」という公開のコメントを出した。

青瓦台内部的では選挙敗北自体より予想よりも大きな得票率の差に衝撃を受けた様子だ。与党の核心関係者はこの日、中央日報の電話取材に対して「ソウルでこのような票差で負けたのは、2007年大統領選挙以上の完敗」とし「事実上、文大統領は与党の圧倒的議席(174議席)と関係なく野党が反対することを強行しにくい環境に直面することになった」と話した。


事実、青瓦台は選挙終盤に入り敗北を予想したという。「今回負けることが来年の大統領選挙に役立つ」という話が出たりもした。政務首席室を中心に選挙敗北に備えた対応戦略も議論した。青瓦台関係者は「選挙に敗れるという前提下で、不動産など主要政策課題を推進する方案を模索してきた」とし「だが、予想を越える大きな敗北のせいで、今後は何をしても容易ではないという気がする」と話した。また別の関係者は「静かに任期を終えること以外に今は他に何があるか。政権再創出にも赤信号がついたことを認めざるを得ない」と話した。

青瓦台はレームダックをやむをえず受け入れる雰囲気だ。民主党でも文大統領と距離を置こうとする雰囲気が顕著になりつつあるからだ。与党の核心人物は「文大統領が与党の過ちで行われる補欠選挙に候補を出すように黙認したことから責任があるのではないか」とし「チョ・グク事態、秋美愛(チュ・ミエ)事態、青瓦台参謀の投機問題などの根底には文大統領の意地があった」とした。

ただし、文大統領が現在の政策基調を大々的に修正する可能性は低いという観測が優勢だ。青瓦台の事情に明るい与党要人は「不動産供給や防疫対策など計画した政策成果を早く出すこと以外に妙策はあるだろうか」と話した。また他の関係者も「文大統領の性格上、国政哲学を変えることはほぼないが、このような姿が与党圏でも『マイウェイ』に映るのではないか懸念される」と話した。

改閣スピードも速まるものとみられる。丁世均(チョン・セギュン)首相は来週イラン歴訪(11~13日)直後に辞意を表する予定だ。後任の首相には金富謙(キム・ブギョム)前行政安全部長官や朴智元(パク・ジウォン)国家情報院長の起用に対する可能性が囁かれている。韓国版ニューディールなど経済回復に力を集中させるという趣旨で、洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相のような経済官僚出身者を起用する可能性も挙げられている。5~6部署のトップを入れ替える最後の改閣も断行される可能性がある。すでに辞意を表明した卞彰欽(ピョン・チャンフム)国土交通部長官の交代が有力だ。成允模(ソン・ユンモ)産業通商資源部長官、文成赫(ムン・ソンヒョク)海洋水産部長官、金ヒョン秀(キム・ヒョンス)農林畜産食品部長官などが対象になる可能性がある。

一部では文大統領が南北対話で任期終盤の局面転換を試みるのではないかという観測もある。しかし、北朝鮮は文大統領が対話再開の分岐点として期待を寄せてきた東京オリンピック(五輪)に参加しないことを決めた。バイデン米国大統領もトランプ前大統領とは違い、北朝鮮との対話に冷静なスタンスだ。



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