韓国政府が、ロシアが開発した新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチン「スプートニクⅤ」の国内承認を検討中という一部の報道は事実ではないと一蹴した。
韓国食品医薬品安全処は31日、駐韓ロシア大使館が公式フェイスブックのアカウントで「韓国政府がスプートニクⅤワクチンの導入問題を検討中」と明かしたという外信の報道について、「現在、公式の資料提出及び検討進行はない」と発表した。
ロシアの国営タス通信によると、駐ロシア大使館が前日、フェイスブックで「韓国当局がスプートニクVワクチンを含め、ロシアで生産された抗コロナウイルス医薬品の登録を検討している」と報じた。
続けて「ワクチン登録に必要なすべての書類は、ことし初めに韓国内の権限を持つ機関に回付された」と述べた。大使館は韓国が7-9月期に外国人が含まれる大規模な予防接種を開始すると付け加えた。
鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理庁長は、先月の記者会見でスプートニクⅤワクチンに関する質問に「複数のワクチンの代案の可能性のある対象として検討する段階で、具体的な契約段階まで進んでいない」と言及している。
スプートニクVワクチンは昨年8月、ロシアが世界に先駆けて承認した新型コロナワクチンだ。臨床試験第3相前に第1、2相の結果だけで承認し、議論が起こったが、先月初めに医学誌『ランセット』に予防効果が91.6%に及ぶという第3相の結果が掲載された。
グローバル市場調査会社ステティスタ(Statista)によると、スプートニクVワクチンは、世界57カ国で承認された。
韓国でも生産されている。韓国バイオメーカー・GLラファの子会社韓国コーラスは、江原道春川(カンウォンド・チュンチョン)の工場でスプートニクVワクチンを委託生産している。
韓国食品医薬品安全処は31日、駐韓ロシア大使館が公式フェイスブックのアカウントで「韓国政府がスプートニクⅤワクチンの導入問題を検討中」と明かしたという外信の報道について、「現在、公式の資料提出及び検討進行はない」と発表した。
ロシアの国営タス通信によると、駐ロシア大使館が前日、フェイスブックで「韓国当局がスプートニクVワクチンを含め、ロシアで生産された抗コロナウイルス医薬品の登録を検討している」と報じた。
続けて「ワクチン登録に必要なすべての書類は、ことし初めに韓国内の権限を持つ機関に回付された」と述べた。大使館は韓国が7-9月期に外国人が含まれる大規模な予防接種を開始すると付け加えた。
鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理庁長は、先月の記者会見でスプートニクⅤワクチンに関する質問に「複数のワクチンの代案の可能性のある対象として検討する段階で、具体的な契約段階まで進んでいない」と言及している。
スプートニクVワクチンは昨年8月、ロシアが世界に先駆けて承認した新型コロナワクチンだ。臨床試験第3相前に第1、2相の結果だけで承認し、議論が起こったが、先月初めに医学誌『ランセット』に予防効果が91.6%に及ぶという第3相の結果が掲載された。
グローバル市場調査会社ステティスタ(Statista)によると、スプートニクVワクチンは、世界57カ国で承認された。
韓国でも生産されている。韓国バイオメーカー・GLラファの子会社韓国コーラスは、江原道春川(カンウォンド・チュンチョン)の工場でスプートニクVワクチンを委託生産している。
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