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「私たちは家賃転々、LHは投機転々」怒った韓国青年、ロウソクを持った

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

15日午後、忠清北道清州市(チュンチョンブクド・チョンジュシ)のLH忠北地域本部正門前で清州青年会がLH土地投機全数調査を要求して1人デモを行っている。フリーランサー キム・ソンテ

「青年たちは家賃転々、LHは投機転々」

韓国土地住宅公社(LH)職員の光明(クァンミョン)・始興(シフン)新都市土地不正投機疑惑が大きくなり、青年たちの怒りにも火がついた。15日には2030世代がろうそくを持ってこのようなスローガンを叫んだ。

◆再びロウソクを手にした2030「私には家がない」


この日午後6時30分からソウル江南区(カンナムグ)LHソウル本部前ではLH事態関連のろうそく集会が開かれた。LH職員の3期新都市土地不正投機疑惑が提起されてから、2030を中心に集会が開かれたのは今回が初めてだ。集会は2030中心の市民団体である韓国青年連帯や青年ハナなどの主導で開催された。これらの団体は進歩志向に分類される。

青年連帯などは前日からオンラインを通じて青年たちの声を聞いた。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)で9人までしか集会に出席することができないためだ。彼らは百余人の青年たちがオンラインに送ったメッセージのうち一部を代わりに伝えたりした。「私も家がなく死にそうです」「私も自分の家を買いたい。貸出もできないようにしながら、お前たちは何様のつもりで投機をするのか」「悪く生きれば金持ちになる世の中を、お前たちが作った」などのメッセージがオンラインで集まった。

◆「公正崩壊…雷乞食になった」

集会を共同主催した団体「青年ハナ」は大学生を中心にした青年団体だ。この日ろうそくを手にしたリュ・ギファン代表は「LH事態は単なる内部不正や腐敗ではなく、根本的な不動産問題」とし「家賃問題で生活苦を経験している青年たちの現実につながっているとみて参加した」とした。

韓国青年連帯のキム・シク常任代表は「私たち青年は本当に一生懸命努力しても借家を転々としている状況で、努力が裏切られた気持ち」としながら「数年か前にろうそくを手にした世代として公正な社会を望んだのに、今は公正が完全に崩壊したと考える」と話した。続いて「ろうそくから誕生した文在寅(ムン・ジェイン)政府が公正だの正義だのといった大層な言葉で青年たちを希望拷問していたが、結局不動産共和国と雷乞食(急激な株や不動産の高騰で、そういった資産を持たず給料だけで財テクをしていた人々が相対的に貧しくなること)を作った」と付け加えた。

◆全国で青年1人デモ、青年団体は声明

「雷乞食」のような新造語を使って自嘲していた青年世代の怒りがLH事態を契機に爆発したという分析が出ている。この日、忠清北道清州市(チュンチョンブクド・チョンジュシ)では清州青年会がLH忠北地域本部前で「LH土地投機の全数調査をせよ」と書かれたプラカードを持って1人デモを始めた。清州青年会は12日にも記者会見を行って「LH役職員の投機行為は社会全般に深く根付いた不平等と不公正の頂点をつけた」と明らかにした。

一方、韓国大学生フォーラムもこの日声明書を出して「この政権は公正公正といいながら不正を犯す」とし「他人のせいにしながら始終一貫政策基調を決めて政治生命を維持した政府を強く叱責する」とした。



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