新型コロナウイルスが流行する中でワクチン予防接種が進んでいる10日、大田市儒城区の保健所で医療陣が接種対象者にアストラゼネカのワクチンを慎重に接種している。キム・ソンテ記者
◇6件中4件は関連性低い…2件は解剖検査中
この日予防接種被害調査班のキム・ジュンゴン班長は、「死亡事例6件と同じ機関・日付・ワクチン製造ロットの接種者を対象に異常反応発生の有無を確認した結果、ワクチンの異常や接種過程上のミスの可能性は低いものと判断した」と明らかにした。
また「6件中4件はいずれも心血管系、悪性新生物、慢性閉鎖性肺疾患などの基礎疾患(持病)による死亡の可能性が高い。死亡に至る恐れがある心不全、発作性心房細動、肺炎など推定原因・死亡原因が確認された」と話した。続けて「予防接種による死亡の可能性よりは基礎疾患の悪化や推定死亡原因による死亡の可能性が高いと判断した」と付け加えた。ただ6件中2件は正確な解剖検査結果を確認した後で再評価すると明らかにした。
発表された6人のうち5人は療養病院に、1人は病院級医療機関に入院していた患者だ。年齢別で見ると60代が2人、50代が4人で、いずれも基礎疾患を持っていたことが確認された。
◇1次時は「死亡8件、ワクチンと関連性低い」
被害調査班は8日に開かれた1次調査会見で、これに先立つ8人の死亡事例についてもワクチンとの因果性は不足するという結果を発表した。韓国のワクチン接種後の死亡者は16人だ。これで12人の死亡原因がワクチンと無関係なものと把握された。1・2次調査対象に含まれていない2人は3次会議で審議する予定だ。
当時キム班長は、死亡者8人を調査した結果、接種過程やワクチンそのものの問題は見つからず、重症異常反応も見つからなかったと話した。その上で「多くの患者は脳血管系疾患や心血管系疾患などを基礎疾患に持っており、基礎疾患の悪化による死亡と判断した」と付け加えた。
中央防疫対策本部によると、現在まで新型コロナウイルス予防接種後に異常反応と疑われ報告された事例は8347件だ。このうち8248件は予防接種後によく見られる筋肉痛や頭痛、発熱、悪寒、吐き気など軽症反応だ。アナフィラキシー疑い事例は76件、けいれんなど重症疑い事例は7件、死亡は16件が報告された。
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