マスク
駐独韓国大使館は9日(現地時間)、ドイツ16カ州の中でバイエルン州、ザクセン=アンハルト州、ヘッセン州、テューリンゲン州、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州など5カ州でKF94の使用が可能だと公表したと明らかにした。さらに、ベルリン市、ノルトライン=ヴェストファーレン州、ラインラント=プファルツ州、ザールラント州、ザクセン州など5カ州は防疫規定上KF94マスクの着用は許されると書簡等を通して有権解釈したと説明した。
これでドイツ内16カ州の中で半分以上の10カ州でKF94マスクを認めたわけだ。チョ・ヒョノク駐独韓国大使は「残りの6カ州でもKF94マスクの使用が可能だという回答を受けるまで説得作業を続ける計画」と話した。
ドイツ政府は1月アンゲラ・メルケル首相が主宰した連邦政府・16州知事テレビ会議で大衆交通手段の利用時、欧州標準であるFFP2マスクや手術用マスクなど医療用マスクの着用を義務づけることで合意した。韓国標準であるKF94は規格から外された。
これを受け、駐独韓国大使館は16カ州知事に個別的に書簡を送り、KF94マスクをFFP2マスクと同様な規格として認定し、使用を許容することを要請するなど説得作業を持続してきた。大使館側は「半分の成果をあげたが、さらに努力する」とし「KF94マスクを使って罰金賦課、商店出入り制止など不利益の事例が発生した場合、近い公館に情報提供してほしい」と話した。
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