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中国国籍を取得した韓国ショートトラック選手、韓中間で摩擦の可能性

ⓒ 中央日報日本語版

中国帰化を選択したイム・ヒョジュン

中国に帰化した韓国ショートトラック選手イム・ヒョジュンが2022北京冬季オリンピック(五輪)に出場できない可能性があるという。

大韓体育会の関係者は韓国放送局SBSとの電話で、「イム・ヒョジュンは韓国国籍で国際大会に出場してからまだ3年が経過していないため、規定上、韓国が反対すれば中国代表選手として北京五輪に出場するのは難しいはず」と述べた。

オリンピック憲章第41条第2項によると、選手が国籍を変えて五輪に出場するためには、以前の国籍で大会に出場してから3年が経過しなければならない。イム・ヒョジュンは2019年3月10日に2019世界ショートトラック選手権に出場し、金メダルを獲得している。北京冬季五輪は3年が経過する前の2022年2月4日に開幕し、2月20日に閉幕する。


イム・ヒョジュンが北京冬季五輪に出場するためには、韓国オリンピック委員会(KOC)と中国オリンピック委員会(COC)の合意が必要となる。中国オリンピック委員会が韓国オリンピック委員会に要請する場合、韓国オリンピック委員会は事案を判断する。しかしイム・ヒョジュンが中国国籍で五輪に出場すれば韓国がメダルを逃すことも考えられる。また、中国側の要請を拒否する場合、韓中間で摩擦が生じる可能性もある。

イム・ヒョジュンは同僚選手のズボンを引き下げて身体の一部を露出させた疑いで告訴された状態だ。大韓スケート競技連盟はイム・ヒョジュンに選手資格停止1年を命じた。こうした問題のためイム・ヒョジュンは中国国籍を取得した。

イム・ヒョジュンのマネジメント事務所は6日、「イム・ヒョジュンは中国国籍への帰化を決定した。若いスケート選手が氷上に立とうという意志に基づく決定」と伝えた。



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