27日午前、ソウルの国立中央医療院中央予防接種センターで医療陣がファイザーのワクチンの接種を受けている。[写真 写真記者協会]
中央防疫対策本部は27日、「ワクチン接種者に対する免疫抗体保有率調査を推進し、防疫と予防接種対策策定に向けた科学的根拠資料を確保する」と明らかにした。
韓国政府はワクチンの種類当たり接種者200人程度を選別して抗体保有の有無と抗体持続期間などを分析する計画だ。
ワクチンを接種しても必ず抗体ができるのではない。年齢などさまざまな要素が抗体形成に影響を及ぼすとされている。実際に韓国より先にワクチン接種を始めた英国などでは高齢層のワクチン接種者が低年齢層より低い抗体保有率を見せた。ワクチン接種者の抗体保有率は政府の集団免疫形成を判断する指標として活用される見通しだ。
合わせて韓国政府は海外から導入したワクチン5種類に対する抗体保有率と抗体持続期間などに対する分析も進行中と付け加えた。
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