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韓国ワクチン接種第1号「何も感じず楽、マスクのない日常に期待」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

京畿道龍仁市・興徳ウリ療養病院の入院患者クァク・セグンさんが26日、龍仁市の接種第1号としてアストラゼネカ製ワクチンを接種している。チェ・ヘソン記者

慶尚南道昌原市ヒヨン療養病院キム・ミンテ・リハビリ医学科長が同院のワクチン接種第1号になった。ウィ・ソンウク記者

「マスクを取って歩ける日常に期待して接種した。そうなれば、他に望むことはない。家族同士一緒に集まって会話するその時ばかり考えている」

26日、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチン接種が始まった。同日午前9時、京畿道龍仁市(キョンギド・ヨンインシ)・興徳(フンドク)ウリ療養病院接種センターで朝一番に同病院の患者クァク・セグンさん(59)が最初の接種を受けた。龍仁市の接種第1号だ。接種第1号の第一声は「マスクのない日常への期待」だった。クァクさんは接種後に「何も感じない。楽だ」と言って「接種後控え室」に移動した。

◇龍仁市接種第1号の感想


パク・スヒョン興徳ウリ療養病院看護部長も早い時間に接種した。次は一問一答。

――接種してみてどうか。

「だるい感じがする程度だ。一般の注射を打つのと同じだ」

――接種した理由は。

新型コロナで病院に問題が生じてはならない。医療スタッフとしては注意しなければならないが、ワクチンを打って、そんな恐怖から解放される感じだ。自分のせいで被害が生じてはいけないから。

――接種後にどんなことを考えたか。

(接種したからと言って)私たちが以前に戻ることはできないが、より良い暮らしになるという希望が生まれて有難く感じている。病院従事者は恐怖の中で働いていた。自分のせいで他の人に被害を与えること自体がつらかったから、大変感謝している。予防接種を通じて集団免疫になるというから。それに、家族にも申し訳なかったけれど、解放されるように感じる。

慶尚南道昌原市(キョンサンナムド・チャンウォンシ)・ヒヨン療養病院は午前9時30分に接種を開始する。同院のワクチン接種第1号はキム・ミンテ・リハビリ医学科長(41)だ。キム科長は接種後、このように感想を述べた。

「普段、インフルエンザの予防接種をしたことがあるが、その感じと同じだ。幸い、打ってから特に異常反応もない。注射を打ってから、国民が新型コロナに免疫力を確保して、皆が自由な日常に戻る暮らしが始まってほしい」

キム科長は「実は、ワクチン接種に対する恐怖があったが、ワクチンを打たなかったせいで他の人にコロナを移すかもしれないという恐怖の方が大きくて、初めて接種をすることになった」と話した。



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