LDS注射器はこのような漏水分を25マイクロリットル以下に減らした。一般注射器と捨てられる量が3倍の差だ。LDS規格基準でも同じだが、実際国内会社が作ったLDS注射器は漏水分が5マイクロリットルにもならないという。新亜洋行側が韓国化学試験研究院に任せて残る量を実測したところ、4マイクロリットルしかならないことが分かった。事実上、残る量がほとんどないということだ。
パン副社長は「規格上捨てられる量が25マイクロリットルになるとLDS注射器と見なすが、実際にわが製品では4マイクロリットルにならないということ」とし、「捨てられる量が無視してもかまわないほど少なく、5人に打っても1人に打てる量をさらに使うことができるということ」と話した。新型肺炎ワクチンは他のワクチンと違い、ガラスのバイアルに入れ、数瓶の注射器に分けて入れる分注過程が必要だ。一般注射器では分注を通じて5人にしか使えないが、LDSでは6人まで使えるのでワクチンを20%追加増産する効果があるというのが政府の説明だ。食品医薬品安全処のキム・ガンニプ処長は今月初め、新亜洋行を訪問した席で「LDS注射器は一つのバイアルに入ったワクチンを1人にでもさらに投薬できるように製造された」として「ワクチン接種の効率性に重要な役割を果たすだろう」と話した。
「最後の一滴まで絞り取る」日本も手に入れられなかった「韓国注射器」の正体(1)
パン副社長は「規格上捨てられる量が25マイクロリットルになるとLDS注射器と見なすが、実際にわが製品では4マイクロリットルにならないということ」とし、「捨てられる量が無視してもかまわないほど少なく、5人に打っても1人に打てる量をさらに使うことができるということ」と話した。新型肺炎ワクチンは他のワクチンと違い、ガラスのバイアルに入れ、数瓶の注射器に分けて入れる分注過程が必要だ。一般注射器では分注を通じて5人にしか使えないが、LDSでは6人まで使えるのでワクチンを20%追加増産する効果があるというのが政府の説明だ。食品医薬品安全処のキム・ガンニプ処長は今月初め、新亜洋行を訪問した席で「LDS注射器は一つのバイアルに入ったワクチンを1人にでもさらに投薬できるように製造された」として「ワクチン接種の効率性に重要な役割を果たすだろう」と話した。
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