人工知能(AI)でコピー商品を鑑別するソリューションを開発したスタートアップ、マークビジョンのイ・インソプ代表(左)とイ・ドギョン副代表。ウ・サンジョ記者
5日に会ったイ・インソプ代表(31)は「コピー商品を選り分ける正確度は90~92%。ここで重要なことはスピード」と強調した。マークビジョンの場合、AIが見つけ出した後、該当サイトから削除されるのに平均2~3日、早ければ1日ほどかかる。過去にはコピー業者と訴訟をするのに通常3~5年かかった。マークビジョンは2019年1月に創業し昨年7月にサービスを始めた。ラルフローレン・コリアと三養(サムヤン)食品、レジンコミックスなどが主要顧客だ。コピー商品といえばブランド品や化粧品などが思い浮かぶが、ウェブ漫画制作会社と契約したことは興味深い。イ・ドギョン副代表(30)は「ウェブ漫画で人気キャラクターが生まれれば著作権に違反したグッズが流通したりするが、これを遮断するための措置」と話した。また、イ副代表は「顧客の中にストリートファッション企業があり、コピー商品のために売り上げが30%まで落ち込んだりもした」と話した。その上で米国のスタートアップであるコラボスペースの「ブロック」の事例を挙げた。イ副代表は「ブロックは正式に製品が発売される前に中国や東南アジアでデザインを無断盗用して売られた。この時、マークビジョンのモニタリングで選り分けられたコピー商品規模は150億ウォン相当」と話した。彼は「健全なビジネス生態系を作るという自負心ができた」とした。
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