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韓国市民団体、「慰安婦は売春婦」という内容盛り込んだ論文の撤回を要求

ⓒ 中央日報日本語版

ハーバード大ロースクールのジョン・マーク・ラムザイヤー教授 [写真 ハーバード大]

韓国の市民団体VANKは8日、「慰安婦は売春婦」という内容の論文を作成したハーバード大学ロースクールのマーク・ラムザイヤー教授と該当論文を掲載する予定の国際学術誌編集者に論文を撤回するよう要求する抗議の電子メールを送ったと8日明らかにした。

ラムザイヤー教授は今年3月に出版予定の法・経済関連の学術誌「インターナショナル・レビュー・オブ・ロー・アンド・エコノミクス」(International Review of Law and Economics)誌65巻に「太平洋戦争当時の性契約(Contracting for sex in the Pacific War)」というタイトルの論文を投稿した。

ラムザイヤー教授はこの論文で、慰安婦女性と日本軍は当時、互いの利益に向け契約を結んだのであり、日本政府や朝鮮総督府が女性に売春を強制したのではなく、日本軍が不正な募集業者に協力したのでもないと主張した。また、募集業者に騙されて連れて行かれたという被害者は極めて一部だとした。


ラムザイヤー教授は▽当時、内務省が「慰安婦」を募集する際、すでに売春婦として働いている女性のみ慰安婦として雇うことを募集業者に求めた点▽所管警察に対しては、女性が自らの意思で応募していることを本人に直接確認した点▽契約満了後ただちに帰国するよう女性たちに伝えることを指示した点――などを主張の根拠に挙げた。

VANKは100人ほどの会員が直接書いた書簡とともに、VANKが世界最大の署名サイト「Change.org」に上げた撤回要求の署名に参加した各国の署名者3700人のリストも同封した。





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