「２０２０国防白書」を抗議した日本に対し、韓国国防部が「不当な抗議は受け入れられない」とした。

韓国国防部は２日、国防白書に対して日本が抗議したことに関連して「日本側の不当な抗議は受け入れられず、２０２０国防白書の記述内容は客観的事実であることを明確にした」と３日、明らかにした。

国防部は「２日午後３時ごろ、日本防衛省から国防白書関連の抗議があった。これに対して駐日武官が対応した」とし「日本の抗議内容は独島（トクド、日本名・竹島）関連の遺憾表明、日本の哨戒機関連問題などに対する韓国側の適切な対応要求などだ」と説明した。


国防白書は日本に対して「一部の日本政治指導者による独島挑発、２０１８年日本哨戒機の韓国艦艇に対する近接威嚇飛行とこれに対する事実を糊塗する一方的なメディア発表で韓日両国国防関係が難航していた」と記述した。あわせて「今後も日本の歴史わい曲、独島に対する不当な領有権主張、懸案問題での一方的かつ恣意的な措置に対しては断固かつ厳しく対処する一方、共同の安保懸案に対しては韓半島（朝鮮半島）と北東アジアの平和と安定のために持続的に協力していく」と明らかにした。