中国が露骨に海上境界線を無視するのは昨日今日のことではない。しかし最近はさらに激しくなっている。中国軍艦の韓半島(朝鮮半島)近隣出没は2016年・17年の各約110回から18年は約230回、19年は約290回と急増している。昨年は8月末までに170回を超えた。海だけでない。中国軍用機が韓国の空を蹂りんしている。過去3年間に60回以上も韓国防空識別圏(KADIZ)に入った。
これには領土的な野心が反映されている。2004年、中国の立場を代弁してきた新華社の週刊誌「瞭望東方週刊」にはこのような内容が掲載された。「韓国の論理に基づき35万平方キロメートルの黄海を等距離線原則で分ければ、半分の18万平方キロメートルが韓国・北朝鮮側となり、紛争の余地がある。これを阻止するために中国が25万平方キロの海域を占めるべきだ」。これは西海(ソヘ、黄海)全体の71%にのぼり、とんでもない要求だ。中国側の詭弁はこれにとどまらない。「海上の境界を人口と経済規模まで考慮して決めなければいけない」という奇怪な主張も出ている。
これには領土的な野心が反映されている。2004年、中国の立場を代弁してきた新華社の週刊誌「瞭望東方週刊」にはこのような内容が掲載された。「韓国の論理に基づき35万平方キロメートルの黄海を等距離線原則で分ければ、半分の18万平方キロメートルが韓国・北朝鮮側となり、紛争の余地がある。これを阻止するために中国が25万平方キロの海域を占めるべきだ」。これは西海(ソヘ、黄海)全体の71%にのぼり、とんでもない要求だ。中国側の詭弁はこれにとどまらない。「海上の境界を人口と経済規模まで考慮して決めなければいけない」という奇怪な主張も出ている。
この記事を読んで…