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【グローバルアイ】苦痛を受けている人々がいる

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「東京特派員」という肩書を付けて記事を書いているのに、このようなコメントが頻繁に書き込まれる。「なんだ、この記者はなぜ毎日日本のことだけを書いているのか」「今日も本国のニュースを伝えるのに忙しいイ某記者」。では東京に来たのに、バイデン大統領就任記事を書けと?…しばらく苦々しい思いを噛みしめる。新型コロナウイルス(新型肺炎)のニュースでは「そのままそこでコロナにかかって死んでしまえ」、自然災害が起きれば「日本沈没してしまえ」。このような反応に向き合う時は「人命在天(人の命は天上にある)」を繰り返すが、少し沈うつになったりもする。よりにもよってこの時局に、日本に来て悪口ばかりを嫌というほど浴びせられなければならないなんて、韓日葛藤の被害者の一人は私のような特派員ではないかと考えたこともある。

ところが先週、在日大韓民国民団(民団)の新年会に行って驚いてしまった。行事に出席した人々が本当に皆、心ここにあらずな表情をしていたからだ。旧日本軍慰安婦被害者に対する日本政府の賠償責任を認めた裁判所判決が下された直後であり、韓日関係はもっと悪化するだろうという見通し一色だった。希望を語るべき新年の挨拶なのに、演壇に立った民団団長は「不安で耐えられない」という言葉を何度も繰り返した。「日韓関係は100万人の在日同胞にとっては死活がかかった問題」とも話した。

「嫌韓」が一つのビジネスになった日本で、在日韓国人として生きるというのはすでに「極限体験」のように映る。新型コロナで少し減ったものの、ことあるごとに嫌韓デモと向き合わなければならず、書店には「韓国人は嘘つき」「韓国人に生まれなくてよかった」といった類の題名をつけた本が堂々と陳列台に並んでいる。どちらにしてもここで暮らし続けなければならないから、そのような場面を他人事のように無関心にやり過ごすことは、どれくらい感情的に疲れることなのか想像さえ難しい。


民団事務室に石を投げる右翼から、携帯電話で韓国語サイトを見ているという理由でわざわざ肩をたたいて通り過ぎる人まで、大小の脅威も実存する。新年会で会ったある僑胞はこう話す。「日韓関係が良くないというニュースが出てくると、子どものことが真っ先に心配になります。ひょっとしていじめられたり、気を落とすのではないかと思って…」

知っている。嫌悪する側が悪いということ、法と制度で防がなければならないということも。在日韓国人の安全と危機のために、日本に当然するべき要求をするなということか、というなら、もちろんそうではない。単に、権力を持った人がいたずらに攻撃的な言葉で対立をあおる時、「断交だ!」と言って日本に対して同じ嫌悪を向ける時、その剣先でケガをするのは他国でマイノリティとして生きていかなければならない、私たちとつながりのある存在というものに一度ぐらいは思いを馳せてほしいと願うばかりだ。実際に苦痛を受けている人々がいるということを、私自身も忘れないために書き留めておきたい。

イ・ヨンヒ/東京特派員



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