世界トップ7からトップ5へ。
韓国製造業の柱である自動車産業が昨年は新型コロナウイルスの影響にもかかわらず世界市場で健闘した。生産台数基準で中国、米国、日本、ドイツに次いで5位に復帰した。内需販売でエコカーが占める割合が初めて10%を超えた。
産業通商資源部が14日に発表した「2020年自動車産業動向」によると、昨年の韓国の自動車生産台数は351万台を記録した。新型コロナウイルスの影響で前年比11.2%減った。だが競合国と比較すると善戦した。中国が3.0%減、米国が20.8%減、日本が17.5%減、ドイツが28.2%減、メキシコが23.5%減と、自動車製造国の生産台数が前年比3~28%減ったためだ。
韓国を自動車生産「トップ5」に復帰させた一番の功労者は内需市場だった。現代・起亜自動車、ルノーサムスン、韓国GM、双竜自動車の国産車5社と輸入車を加えた内需販売は昨年189万台を記録した。前年比5.8%増えた。2018年の181万台から2019年には178万台に減ったが再び増加に転じた。産業通商資源部のイ・ミンウ自動車航空課長は、「自動車業界で多様な新車を発売し、政府が個別消費税引き下げなど内需活性化政策を展開したおかげで過去最多販売を達成した」と分析した。
ただ輸出実績は振るわなかった。2018年の245万台から2019年は240万台に減り、昨年は189万台まで落ち込んだ。新型コロナウイルスの直撃弾を受けた上半期だけで前年比33.9%減少した。下半期は8.1%で減少幅を縮小したが、全体では輸出台数が前年比21.4%減った。内需で大きく健闘したおかげで輸出の不振を挽回した格好だ。
車種別ではエコカーの成長が目立った。電気自動車、ハイブリッドカー、プラグインハイブリッドカー、水素自動車などエコカーの内需販売が22万台を超えた。自動車販売全体で占める割合は12%を記録した。自動車購入者のうち10人に1人以上がエコカーを買ったのは昨年が初めてだ。輸出の割合も輸出額基準で全体の19.1%を占めた。
韓国電気車協会会長を務める大林(テリム)大学自動車学科のキム・ピルス教授は、「最近新規ディーゼルエンジン開発を中断しアップルとの協力説が出るほどエコカー市場でアクセルを踏み込む現代・起亜自動車の影響が大きかった」と分析した。
韓国製造業の柱である自動車産業が昨年は新型コロナウイルスの影響にもかかわらず世界市場で健闘した。生産台数基準で中国、米国、日本、ドイツに次いで5位に復帰した。内需販売でエコカーが占める割合が初めて10%を超えた。
産業通商資源部が14日に発表した「2020年自動車産業動向」によると、昨年の韓国の自動車生産台数は351万台を記録した。新型コロナウイルスの影響で前年比11.2%減った。だが競合国と比較すると善戦した。中国が3.0%減、米国が20.8%減、日本が17.5%減、ドイツが28.2%減、メキシコが23.5%減と、自動車製造国の生産台数が前年比3~28%減ったためだ。
韓国を自動車生産「トップ5」に復帰させた一番の功労者は内需市場だった。現代・起亜自動車、ルノーサムスン、韓国GM、双竜自動車の国産車5社と輸入車を加えた内需販売は昨年189万台を記録した。前年比5.8%増えた。2018年の181万台から2019年には178万台に減ったが再び増加に転じた。産業通商資源部のイ・ミンウ自動車航空課長は、「自動車業界で多様な新車を発売し、政府が個別消費税引き下げなど内需活性化政策を展開したおかげで過去最多販売を達成した」と分析した。
ただ輸出実績は振るわなかった。2018年の245万台から2019年は240万台に減り、昨年は189万台まで落ち込んだ。新型コロナウイルスの直撃弾を受けた上半期だけで前年比33.9%減少した。下半期は8.1%で減少幅を縮小したが、全体では輸出台数が前年比21.4%減った。内需で大きく健闘したおかげで輸出の不振を挽回した格好だ。
車種別ではエコカーの成長が目立った。電気自動車、ハイブリッドカー、プラグインハイブリッドカー、水素自動車などエコカーの内需販売が22万台を超えた。自動車販売全体で占める割合は12%を記録した。自動車購入者のうち10人に1人以上がエコカーを買ったのは昨年が初めてだ。輸出の割合も輸出額基準で全体の19.1%を占めた。
韓国電気車協会会長を務める大林(テリム)大学自動車学科のキム・ピルス教授は、「最近新規ディーゼルエンジン開発を中断しアップルとの協力説が出るほどエコカー市場でアクセルを踏み込む現代・起亜自動車の影響が大きかった」と分析した。
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