2019年10月2日のSLBM「北極星3」発射
匿名を求めた軍情報筋は13日、「海軍の潜水艦に搭載するSLBMの射出試験が昨年終わった。今年は水中試験を計画している」と明らかにした。
試験が成功すれば3000トン級以上の潜水艦にSLBMを搭載するという。今回開発するSLBMは、射程距離500キロの弾道ミサイル「玄武2B」を基盤とする。
水中射出試験は水中バージ船で行われると予想されるが、実際の3000トン級1番艦「島山・安昌浩(アン・チャンホ)」で実施される可能性もある。「安昌浩」はSLBM発射管であるコールドローンチ(cold launch)方式の垂直発射台を搭載している。
これに関し軍当局は「単位戦力について個別の確認をするのは難しい」という立場を表した。
一方、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は「核長距離打撃能力を向上させるうえで重要な意義を持つ原子力潜水艦と水中発射核戦略武器を保有することに関する課題が上程された」と述べ、原子力潜水艦の建造と水中発射核戦略武器の開発を公式化した。
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